摂南大学体育会スポーツクライミング部の躍進
摂南大学の体育会スポーツクライミング部が、2024年のIFSCクライミングアジア選手権において大きな成果を上げた。この大会で、同部の吉田智音選手(国際学部2年)が男子リード部門で見事銅メダルを獲得。これにより、彼の卓越した技術と努力が証明されたことになる。
吉田選手のコメントと今後の目標
吉田選手は「この度、アジア選手権で銅メダルを獲得できたことを大変嬉しく思います。前回の大会ではボルダリングで4位、リードで5位と悔しい結果でしたが、今回表彰台に立つことができました。来年の世界選手権に向けて、トレーニングに一層励み、弱点を克服するスキルを磨いていきます」と語り、オリンピックを視野に入れたさらなる挑戦を誓った。
国スポ大会でも輝く選手たち
同部からは他にも抜井亮瑛選手、小林舞選手、小田穂香選手が「国スポ」で個人及び団体での上位入賞を果たした。抜井選手は奈良県代表としてボルダリングで5位、リードで4位に入賞。彼は「1年前の練習の成果がこの結果につながった」とし、今後のさらなる向上を誓った。
小林選手は「リードに専念した結果、昨年よりも順位を上げることができました。来年こそは両種目での表彰台を狙います」と意欲を見せた。小田選手も「大阪府代表として2位に入賞したことに満足していますが、次回は優勝を目指して練習に励みます」とコメントし、来年の大会への意気込みを語った。
摂南大学スポーツクライミング部の特長
摂南大学体育会スポーツクライミング部は、2022年4月に設立され、関西におけるスポーツクライミングの普及と強化を目的としている。ヘッドコーチには、リード部門でワールドカップ出場経験を持つ中貝次郎氏が就任。彼の指導のもと、選手たちは日々のトレーニングに励んでいる。
2024年2月末には、寝屋川キャンパスに新たに高さ12.5m、全幅9.5mのクライミングウォールが完成する予定で、これによりさらに充実した練習環境が整うこととなる。選手たちの今後の活躍に期待が高まっている。
まとめ
摂南大学の体育会スポーツクライミング部は、選手たちの個々の努力と団結によって素晴らしい成果を上げており、彼らの活躍を引き続き応援したい。これからの競技シーズンにおいて、さらなる成果を期待したい。