吉祥寺来街調査2024
2025-03-13 11:04:17

吉祥寺の来街動機を探る!2024年最新調査結果の概要

吉祥寺の来街動機を探る!2024年最新調査結果の概要



一般財団法人武蔵野市開発公社が実施した「吉祥寺来街動機等調査2024」の結果が発表されました。この調査は、2021年5月から導入された吉祥寺フリーWi-Fiを利用して行われており、今回のデータ収集には156,623の端末が対象となっています。データは2024年1月1日から12月31日までの期間に集められ、新型コロナウイルスの影響を受けた来街傾向や街のリアルな状況を映し出しています。

調査の背景


コロナ渦を経て、従来の商売感覚が通用しにくくなっている現状があります。これに伴い、来街者の行動や動機を新たにデータによって可視化することが必要とされています。調査の目的は、吉祥寺の街を訪れる人々の多様な動機を理解し、今後の街づくりに役立てることです。

トピックス1: 来街者の傾向と今後の可能性


調査結果からは、来街者の目的が曜日や時間帯によって大きく異なることが明らかになりました。平日の来街者は主に「仕事」や「学校」を目的とする一方、週末には「飲食」や「買い物」に訪れる人が多くなっています。特に夜間の来街者は少なく、21時以降の来街者は減少傾向にあることが確認されました。

トピックス2: 時差出勤と在宅勤務の影響


新型コロナウイルスの影響で、企業のオフピーク通勤や在宅勤務が根付き、朝のラッシュ時間帯には人の流れに谷間が生じるようになったこともわかりました。これにより、従来の混雑とは異なる街の姿が形成されています。

トピックス3: 来街動機の前年比較


来街者の「吉祥寺で過ごす」という動機は前年同様の傾向を示していますが、無回答の割合が減少していることから、来街者はより目的を持って街を訪れていると考えられます。特に「飲食」を目的とする人が増え、「買い物」を上回る結果に。これは、街の名物店が閉店した後に新しい店舗が開店し、新たな来街者を引き込んでいる影響が大きいと言えます。

以前からの魅力


調査では、吉祥寺を訪れる際に「なんとなく」「吉祥寺で過ごす」という理由を挙げる人々が、前年よりも安定した割合を示しています。この層は特定の店舗やコンテンツに左右されずに、吉祥寺そのものの魅力を感じていることが伺えます。

結論


この調査結果は、吉祥寺が多様な来街者を引き寄せる街であることを示しています。来街者の行動や動機が変化する中で、この傾向を注視し、エリアや時間帯のデータを効果的に活用することが、街の魅力を引き出すための施策に繋がると考えられます。調査結果の詳細は詳細は公式ウェブサイトで確認できます。

【調査概要】


  • - 調査名:吉祥寺来街動機調査
  • - 期間:2024年1月1日~2024年12月31日
  • - 方法:Wi-Fi接続完了ページ上でのアンケート
  • - 対象者:接続端末数156,623件、回答数24,528件(約16%)

一般財団法人武蔵野市開発公社について


武蔵野市の都市再生推進法人である一般財団法人武蔵野市開発公社は、まちづくりを手掛け、商業ビルの運営や都市活性化を通じて地域貢献を目指しています。この調査を通じて得られたデータは、吉祥寺のさらなる発展に役立てられることでしょう。


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会社情報

会社名
一般財団法人武蔵野市開発公社
住所
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-11メアリヒト吉祥寺ビル7階
電話番号
0422-22-0381

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