外国人介護士のための日本語教育サービスが開始
日本国内で進行中の介護人材不足が深刻な問題になっています。2026年度にはおよそ240万人、2040年度には272万人の介護職員が必要になると予測されています。しかし、国内の労働力ではこの需要を満たすことができないため、外国人介護士の受け入れが急ピッチで進行しています。現在、日本にはEPA、技能実習、特定技能、在留資格「介護」等、さまざまな制度を通じて約5万人以上の外国人介護士が活躍しています。
外国人介護士に求められる日本語力
近年、特に力を入れているのが2019年に創設された「特定技能(介護)」です。この制度の下で、942名が登録しています。しかし、多くの外国人介護士が日本語での意思疎通に苦労しており、これが新しい業務を習得する道を阻んでいます。外国人介護士が実務にスムーズに適応できるよう、変わりつつある日本語教育のニーズにはますますの重要性が求められています。
むすびばによる新たな取り組み
そんな流れの中、むすびば株式会社は外国人介護士に特化したオンライン日本語教育サービスを開始しました。これまでの経験を活かし、1,000人以上の外国人労働者に教育を提供してきた実績をもとに、介護業界のニーズに応える教材を作成。
1.
専門語彙・略語の習得: 介護現場で使われる言葉や略語を中心に学び、即戦力となる語学能力を身につけます。
2.
介護記録の読み書き: 日々の記録や文書の理解を助け、正確な介護記録を作成できる力を育みます。
3.
レベル別クラス: 日本語能力に応じたクラス編成で、どの在留資格の方でも受講可能です。
4.
多国籍対応: インドネシア、ベトナム、ネパール、フィリピンなど様々な国からの生徒を受け入れています。
このような教育プログラムにより、外国人介護士は日本語のコミュニケーション能力を高め、自信を持って業務にあたれるようになります。
実際の導入事例
むすびばの教育プログラムを受講した例として、医療法人社団恵正会があります。インドネシア人介護士が赴任する前は、日本語の理解に苦しみ、業務のミスが頻発してしました。しかし、教育を受けた後はコミュニケーション財力が向上し、自発的に質問できるようになった結果、夜勤を任せられるレベルにまでスキルを向上させました。
他にも永生会では、ネパール人介護士が日本語の価格理解を深め、業務に対する自信を持つようになり、約半年で夜勤への参加が期待される状況に至りました。
無料体験プログラムの実施
むすびばでは、より多くの外国人介護士が安心して日本での仕事を続けられるよう、2週間の無料講座を提供しています。この講座は、日本語レベルや国籍を問わず参加可能です。お申し込みは電話またはメールで受け付けています。具体的な情報は、公式ウェブサイトをご覧ください。
日本の介護現場が抱える問題を解決し、外国人介護士が力を発揮できる環境作りに、むすびばの取り組みが貢献しています。日本の未来を見据えたこの教育プログラムには、期待が高まります。