こわ~いおばけ浮世絵
2025-06-19 09:22:23

長崎歴史文化博物館の開館20周年記念特別展「こわ~いおばけ浮世絵」を開催します

長崎歴史文化博物館の開館20周年記念特別展



長崎歴史文化博物館で、2025年7月5日(土)より特別展「こわ~いおばけ浮世絵」が開催されることが決定しました。この展示は、開館20周年の記念行事として、多くの人々におばけの魅力を伝える機会となります。特に江戸時代に人気を博したおばけの文化が、どのように浮世絵に影響を与えたのかを紹介します。

展示の内容



本展覧会では、約130点の作品を「百物語」「幽霊」「妖怪」「妖術使い」「おばけ退治」の5つのテーマに分けて展示します。江戸時代の著名な浮世絵師たち、歌川国芳や葛飾北斎の作品を通じて、当時の人々がどのように恐れや興味を抱いていたのかが見えてきます。

特に焦点をあてるのは、幕末期に巻き起こったおばけブーム。四世鶴屋南北の幽霊芝居や曲亭馬琴の冒険魔界小説が流行し、人々は幽霊や妖怪に夢中になりました。現世を恨み、災いをもたらす怨霊、また、人を惑わす猫や狸、狐といった獣たちも重要なテーマです。

さらに長崎にゆかりのある「河童」に関連した資料も展示する予定です。河童は、著名な作家芥川龍之介の作品にも登場し、これは長崎の文人たちとの深いつながりを感じさせる展示になるでしょう。

関連イベント



この特別展に合わせて、いくつかの関連イベントも計画されています。例えば、2025年7月24日(木)には、プラバンを使った妖怪ストラップづくりのワークショップが開催されます。参加費は300円で、どなたでも参加可能です。事前の申込みは不要ですが、材料が無くなり次第終了します。

また、8月17日(日)には、光るおばけちょうちん作りのイベントもあります。このイベントは子供から大人まで楽しめる内容で、200円の参加費で体験できます。

開催概要



特別展「こわ~いおばけ浮世絵」の開催期間は、2025年7月5日から8月24日までです。なお、7月7日、22日、8月4日、18日は休館日となります。開館時間は9時から18時で、最終入館は30分前までとなっています。

入館料は一般が1000円(前売り800円)で、高校生以下や特定の資格を持つ方は無料で入場できる特典も用意されています。

この特別な展示を通じて、長崎歴史文化博物館は訪れる人々に新たなカルチャー体験を提供し、ユニークなおばけたちの世界を楽しむことができるでしょう。

アクセスと概要



長崎歴史文化博物館は長崎市内に位置し、江戸時代の文化を体験できる貴重な展示が行われています。多彩なイベントや企画展が豊富に用意されているため、常に訪れる価値があります。ぜひ、新しい発見と楽しみを体験しに来てください。


この展示は、長崎の歴史や文化に親しむ大きなチャンスですので、ぜひ皆さんのお越しをお待ちしています。


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会社情報

会社名
株式会社乃村工藝社
住所
東京都港区台場2丁目3番4号
電話番号

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