かまって「ひろちゃん」デザインコンテスト開催決定！多様な活用法を募集

「かまって『ひろちゃん』デザインコンテスト」が始動！

ヴイストン株式会社が、新しいヒーリングコミュニケーションデバイスである「かまって『ひろちゃん』」のデザインコンテストを発表しました。本コンテストは、認知症高齢者の生活の質（QOL）を向上させることを目指し、一般の方々から新しい使い方やデザインを募集するものです。一次審査を通過した作品は、2025年に開催される大阪・関西万博での展示が予定されています。

かまって『ひろちゃん』とは？

「かまって『ひろちゃん』」は、赤ちゃんをあやす体験を通じて、あやす側にも癒しの効果をもたらすことをコンセプトにした、新しいタイプのデバイスです。加速度センサーとスピーカーを内蔵し、ユーザーが抱っこしたり高い高いする動作を検知し、本物の赤ちゃんのように声を発して感情を表現します。

このデバイスのユニークな点は、あえて「顔がない」ことで、ユーザーがそれぞれのイメージに合った「赤ちゃん」を投影しやすくしている点です。また、言語を必要とせず広く活用できることから、文化やバックグラウンドに関係なく、多くの人々に受け入れられるデザインとなっています。

コンテストの概要

今回のデザインコンテストでは、かまって『ひろちゃん』の特性を引き出す新たな使用方法やデザインを自由に提案してもらうことが目的です。審査をパスした作品は、大阪・関西万博での展示を通じて、多くの人々にその魅力を伝える機会が与えられます。

募集テーマ

自由な発想で幅広い世代に親しまれる使い方やデザインを募集しています。「使い方のデザイン」も含まれるため、外見だけでなく、具体的な活用方法の提案も歓迎されます。候補者は、新しい用途を想定し、必要に応じて「顔」をデザインすることも可能です。

応募期間

応募は2025年の2月3日（月）から2月25日（火）正午までで、日本国内に居住している方であれば誰でも参加できます。詳細については、公式ウェブサイト（https://www.hiro-chan.jp/）に記載されています。

コンテスト実施の意義

「かまって『ひろちゃん』」の開発は、元々は認知症高齢者の生活の質向上を目指して行われましたが、癒しの効果をもたらすことができるシンプルな操作性を活かして、より多くの場面での活用が期待されます。これにより、デバイスの利用シーンを広げ、さまざまな人々のニーズに応えることができるという新しい可能性を考えています。