アップサイクルで生まれた新しいお酒
新潟県のラグーンブリュワリー合同会社は、従来の利用を超えた新しいお酒『ResonEcho(レゾネコ) 梅と茶』を2026年8月7日に一般発売します。この商品は、地域のクラフトサケの可能性を広げるため、梅酒の副産物である梅の実と、お茶の製造後の茶殻を利用して作り上げられました。共同開発には、伝統的な技術を持つ麒麟山酒造と、茶の名産地・村上の冨士美園が参加しており、彼らの専門知識が集約されています。
背景と開発の理念
ラグーンブリュワリーは、「捨てられるかもしれないものに新たな価値を見出す」ことをテーマに活動しています。本商品もその一環で、梅酒製造後に廃棄される梅の実と、お茶製造で得られる茶殻に着目しました。梅の実にはまだ豊かな香りとエキスが残っており、茶殻もまたお茶の風味を保っています。この二つの素材を組み合わせることで、新しいクラフトサケが誕生することを目指しました。
梅と茶を融合した新味わい
『レゾネコ 梅と茶』は、梅の果実を蒸してから種を取り除き、ペースト状にして醪へ投入します。また、茶殻の一部はお湯で抽出して仕込み水として使用し、残りをそのまま醪に加えます。こうして、梅の甘酸っぱさと茶の旨味が融合し、互いに響き合う新たなSAKEが形成されます。
商品名の『ResonEcho』は、「共鳴」と「反響」を意味し、このプロジェクトの理念を反映しています。梅と茶が持つ個性が絶妙に組み合わさり、全体のまとめ役としての茶の存在が際立つよう、さらなるブラッシュアップが施されています。
高品質なクラフトサケとしての位置づけ
『レゾネコ 梅と茶』は、日本酒とお茶の優れた特性を兼ね備えた「食中酒」としても楽しむことができます。料理との相性を考慮し、さまざまな食事と合わせて楽しんでほしいと開発されました。特に辛口寄りの味わいが、幅広い料理と寄り添うことで新たな食体験を提供します。
デザインにも込められた思い
このお酒のラベルには、開発に関与した三社のロゴが地図上の位置関係に合わせて配置されており、それぞれの土地から生まれた香りと味わいの共鳴を表現しています。また、見た目にも美しいピンク色が、新しい飲み物としての期待感を一層高めています。
まとめ
『ResonEcho 梅と茶』は、新潟県の豊かな資源を最大限に活用し、生まれた新しいアップサイクル酒です。これからもラグーンブリュワリーは、未踏の「おいしさ」を探求し続け、新しい発見を共有していくことを願っています。そして、皆さんもぜひこの新しいSAKEを味わい、自然と人、伝統と革新のハーモニーを楽しんでください。