沖縄発のスタートアップが世界に挑む！「Ryukyu Launchpad 2025」の参加企業8社が決定

沖縄から世界へ飛び立つ新星たち

沖縄県の支援によるスタートアッププログラム「Ryukyu Launchpad 2025」が始動し、米国や韓国、シンガポールなど5カ国への進出を目指す8社が正式に選ばれました。このプログラムを運営するのは、株式会社ゼロワンブースターと米国のLaunchStarz Inc.とのコンソーシアムです。

スタートアップ選抜企業

このプログラムに選ばれたスタートアップ企業の特徴を見ていきましょう。

1. ヴィオリアス日本株式会社 (Vyorius Japan)
- 事業内容: ドローン技術を活用したエージェンティックAIプラットフォームの提供。
- 特徴: 運用コストを最大6分の1に削減可能な設計。複数のフリートを自律的に管理できます。

2. Sage‐Sentinel Smart Solutions株式会社
- 事業内容: 高齢者ケアに特化した転倒予測システムの開発。
- 特徴: 特許技術により、転倒を3〜5秒前に予測し、安全性を高めます。

3. Lilz株式会社
- 事業内容: IoTとAIを駆使したメンテナンス業界向けソリューション。
- 特徴: 遠隔での目視点検を実現し、効率性と安全性を向上させます。

4. NexCulture株式会社
- 事業内容: 細胞培養ワークフローの効率化。
- 特徴: IoTとAI技術を駆使し、コスト効率の良い製造プロセスを提供します。

5. 株式会社EF Polymer
- 事業内容: 有機高吸水性ポリマーの開発。
- 特徴: 環境に優しい素材を用いた農業の革新。

6. 日本ドローン機構株式会社
- 事業内容: UAV（無人航空機）パイロット養成機関。
- 特徴: 空撮や物流、災害支援等のサービスを提供。

7. Tupac Bio Japan株式会社(Genomeminer.ai)
- 事業内容: クラウドベースのゲノミクス解析ソリューション。
- 特徴: 自動化された解析が可能で、データ管理が効率的。

8. 株式会社ストラウト
- 事業内容: 養殖技術「Sakana Edge」の開発。
- 特徴: AIを活用した効率的な養殖管理を提案。

プログラムの流れ

選抜された企業は、8月中旬から11月中旬にかけて、各国で現地パートナーの支援を受けながら事業展開を進めます。メンタリングや現地プログラムに参加することで、国際的な視野を持ったビジネススキルを磨くことが期待されています。具体的なイベントの例には、韓国での「Try Everything」やベトナムの「Vietnam Innovation Summit」などがあります。

今後の展望

プログラムの最終段階として、2024年2月に沖縄で成果報告会が開催される予定です。この場でスタートアップ企業は自身の進捗を報告し、成果をアピールします。

この「Ryukyu Launchpad 2025」は、沖縄から世界に羽ばたくスタートアップの舞台となることでしょう。これらの企業が新たな時代を切り拓く姿が楽しみです。