桃谷順天館が「みらい所長プロジェクト」を発足
株式会社桃谷順天館は、創業139年の歴史を持つ化粧品メーカーとして、美と健康を追求し続けています。新たに発足した「桃谷総合文化研究所 みらい所長プロジェクト」では、次世代のリーダー育成に向けた新しい取り組みを始めました。具体的には、西大和学園高等学校の「アクションイノベーションプログラム(AIP)」に参加し、グローバルビジネスリーダーを育成するための課題解決型学習を展開します。
美と健康の未来を共創
このプロジェクトの一環として、2024年8月から約5か月間、奈良県の西大和学園高等学校に通う一年生5名と共同で取り組みます。学生たちと共に、未来の美容と健康に関する新しいサービスの提案を行うことが目指されます。桃谷総合文化研究所は、化粧品分野に限らず広範な美と健康の分野でイノベーションを促進するため、大学や異業種企業とも連携し、様々なプロジェクトを推進しています。
取り組みの背景
現代社会では、高齢化や環境問題など、次世代に引き継ぐべき課題が山積しています。一方で、ITやライフサイエンス等の分野では、社会を変える可能性を秘めたテクノロジーが日々研究されており、これらを活用することで未来の変革が期待されます。桃谷順天館は、自身の歴史から得た知見とノウハウを基に、若い世代と共に新たな可能性を見出すことを目的としています。
AIPプログラムの概要
西大和学園高等学校の「アクションイノベーションプログラム(AIP)」は、2019年度から始まり、世界で通用するビジネスリーダーの育成を目指しています。生徒たちは、気づきを行動に移すことの大切さを学び、実践を通じてイノベーションを起こすためのスキルを磨いていきます。この度のプロジェクトは、この学びの一環として位置付けられています。
今後のスケジュール
プロジェクトは、2024年8月5日に大阪本社でのキックオフイベントを皮切りにスタートします。このイベントでは、化粧品業界の現状や求められるニーズについてのレクチャーが行われます。続いて、8月17日から、西大和学園での課題解決型学習が開始され、約5か月間の間、毎週土曜日に実施される予定です。最終的には、2024年12月22日に大和大学で行われる発表会にて、生徒たちが取り組んだ結果を発表します。
結び
桃谷総合文化研究所は、未来社会に対応した新たなビジネススキルの育成を目指しており、この取り組みにより多くの若い才能を引き出し、次世代のリーダーを輩出することを期待しています。美と健康の分野で、新たなイノベーションの芽を育み、社会に貢献するための活動を今後も続けていく所存です。