医療現場のDXを加速するSB C&Sの新戦略とAPI連携の意義
背景
医療業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務となっています。予約や問診のシステム導入が進む中、会計・決済の分野ではなお改善の余地が残されていました。このたび、SB C&S株式会社(東京都港区)と株式会社レイヤード(福岡県福岡市)は、API連携によって新たなソリューションを提供することを発表しました。
新しいAPI連携
SB C&Sが提供するキャッシュレスサービス「PayCAS」は、クリニック向けのPOSレジ「PayCAS POS for クリニック」と連携し、レイヤードが提供する「Wakumy」「Symview」「Kakarite」といった患者向けシステムと組み合わさることで、よりスムーズな診療体験を提供します。具体的には、患者は受診予約やWEB問診に加え、さまざまな決済方法を選ぶことが可能となり、会計時の滞在時間を短縮することが期待されます。
期待される効果
医療現場でのDXが進む中、患者にとっての利便性はますます重要です。これにより、クリニックの業務効率が向上し、患者の待ち時間が短縮されることはもちろん、診療後の滞在時間も減少します。「PayCAS POS for クリニック」は、30種以上のキャッシュレスブランドに対応しており、クレジットカードやQRコード決済も可能です。これにより、様々なニーズに応えることができます。
具体的なシステムの紹介
1.
予約システム「Wakumy」
直感的な操作が特徴の時間帯予約システムです。患者からの問い合わせを減少し、医療者の業務効率化にも寄与します。
詳細:
Wakumy
2.
WEB問診システム「Symview」
医療ニーズを深く理解することができ、来院前に情報を収集することで業務効率化と感染対策を実現します。
詳細:
Symview
3.
患者管理システム「Kakarite」
患者情報を一元管理することで、フォローアップや経営分析が行えます。
詳細:
Kakarite
結論
SB C&SとレイヤードのAPI連携は、医療業界におけるDXの新たな一歩です。両社は今後も連携し、持続可能な医療の未来を築いていくことを目指しています。患者にとってのさらなる利便性向上と、医療者の業務効率化が実現されるこの取り組みは、多くの期待を集めています。