モビマルが大賞受賞
2025-04-28 15:53:21

モビマルが全国シェアリングシティ大賞で大賞受賞、地域創生に貢献する取り組み

モビマルが全国シェアリングシティ大賞を受賞



最近、株式会社シンクロ・フードが運営する「モビマル」が第2回全国シェアリングシティ大賞において企業部門の大賞を受賞しました。この受賞は、自治体との「官民連携」によるキッチンカーを活用した防災・減災スキームの取り組みを通じたものであり、地域創生への寄与が評価された結果です。

受賞した取り組み内容


モビマルは、一般社団法人地域活性化プロジェクト縁GINと協力し、災害時におけるキッチンカーの活用法を確立しました。これまでは、災害発生時に避難所と派遣先の連携が不足し、混乱を引き起こす問題がありました。また、キッチンカー事業者の安全確保や出店条件が整わないこと、自治体間の連絡の難しさも指摘されていました。

能登半島地震(2024年1月)では、縁GINが大阪府との連携でキッチンカー派遣を実施し、モビマルがその支援を行いました。この際、派遣コーディネーターの役割を明確に定義し、運営のサポートを行うことで、各課題への対応策を構築しました。結果として、輪島市から志賀町、七尾市、珠洲市へと支援が拡大し、地域の防災体制が強化されました。

評価と受賞コメント


全国シェアリングシティ大賞の審査員からは、災害時に必要なスピード感を持った体制が整った点や、被災地へのキッチンカー導入が持つ重要性が高く評価されました。特に、これまでにはない新しいイノベーションとして、大きな発展が期待されています。

受賞を受け、モビマルの緒方室長は、「移動販売と地域創生を目指し、地域の人々と協力して得たノウハウが形になった」とし、今後も地域創生に寄与する意向を示しました。

一方、縁GINの枦山代表理事も、地域と人をつなぐ共助の仕組みが評価されたことを喜び、「持続可能な地域づくりに貢献していきたい」と述べています。

全国シェアリングシティ大賞について


このアワードは、持続可能な地域課題解決や自治体経営の促進に寄与する公民連携の優れた取り組みを表彰するものです。多くの自治体と連携を図り、地域のニーズに応じた事業展開を行うモビマルは、今後もさらなる活動が期待されます。

モビマルが提供する移動販売の仕組みは、地域に新たな価値をもたらすことに注目されています。住宅街や都心部ではさまざまなジャンルのキッチンカーを展開し、買い物や食事のニーズに応えるだけでなく、地域の活性化へも寄与してきました。

今後も防災と地域創生の活動を強化し、多様なニーズに応え続けるモビマルの今後に注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社シンクロ・フード
住所
東京都渋谷区恵比寿南1-7-8恵比寿サウスワン
電話番号
03-5768-9522

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。