アペタイム協会設立の背景
2023年9月1日、東京を拠点とする株式会社Numéro Neufが新たに設立した「アペタイム協会」が、日常の中に幸せなひとときをもたらす活動を開始しました。この協会の目的は、フランスのアペリティフ文化を日本に取り入れ、「アペタイム」という新しい楽しみ方を普及させることです。
アペリティフ文化とは?
フランスで伝統的なアペリティフ(Apéro)は、食事の前に軽食と共にお酒を楽しむ時間を指し、社交の場として多くの人々に親しまれています。この時間は単なる飲み会ではなく、友人や家族との絆を深める大切なひとときであり、小さな幸せを見つける機会にもなります。アペリティフは心をリラックスさせ、人とつながる瞬間を提供する文化なのです。
日本のアペタイム文化の現状
一方、日本ではワインの消費が増加しつつあるものの、アペロ的な時間を楽しむ文化はまだ根付いていません。Numéro Neufは、国産の高級ブドウを用いたワインの開発と販売を行っており、より気軽に、身近にワインを楽しむライフスタイル提案に力を入れてきました。この新たな挑戦として、アペタイム協会を設立し、日常に少しの豊かさを提供することを目指しています。
アペタイム協会の活動内容
アペタイム協会は、以下のような活動を通じてその魅力を広めていきます。
イベントの開催
アペタイム協会は季節や地域に合わせたアペタイムイベントやポップアップを実施し、レストランやホテルとのコラボレーションによる「アペタイムセット」を展開します。特に東京駅直結のグランサウスタワーでの会員制ラウンジを利用したアペタイムイベントは、参加者にとって特別な体験となるでしょう。
情報の発信と教育
SNSやメディアを通してアペタイムの魅力を広め、ワインと料理のペアリングセミナーや世界のワインに関する勉強会を開催します。バイリンガルでのワインセミナーも行い、国際的な視点で楽しめるアペタイムを提案。
日本ワインとの融合
自社ブランド「Numéro Trois」や「Numéro Dix」を通じて、日本の希少な高級ブドウを使ったワインとのマリアージュを提案します。特に、長野パープルやサニールージュを使用したプレミアムスパークリングロゼなど、新しいワイン体験が期待されます。
今後のビジョン
Numéro Neufは、アペタイム協会を通じてアペタイム文化の認知拡大を図り、アペロや前菜に特化したプレミアムな日本ワインを製造・販売していきます。日常の中に小さな幸福を生み出し、日本発のアペタイム文化を広げていくことが、同社の未来の目標です。
代表者のメッセージ
株式会社Numéro Neufの代表取締役、崎濱カオリ氏は次のように述べています。「アペタイムは、単なる飲酒の時間ではなく、大切な人とのつながりを構築する特別な時間です。忙しい日常の中でも、心を解きほぐす瞬間を作り出したいと思っています。」
会社情報
アペタイム協会が提案する新たな楽しみ方が、私たちの日常にどのような変化をもたらすか、ぜひ注目してみてください。