デザインアーキテクチャーが示す新たなビジョン
日本ウィングテック株式会社が2020年5月1日、社名を「株式会社デザインアーキテクチャー」に改めました。これに伴い、10月1日からはマネジメントバイアウト(MBO)を実施し、完全な日本企業として新しい一歩を踏み出します。この変革は、IoT時代のニーズに合ったハードウェア製品の開発に特化することを目指しています。
背景と変更の意図
日本ウィングテックは、多くの企業と提携し、世界最大規模のスマートフォンおよび電子デバイスのODMメーカーとして知られています。その後、国内市場においてさらなる柔軟性と独自性を持ち、変化に迅速に対応できる企業へと進化するため、社名を変更しました。この新しい名前には、デザインの重要性を強調する意味が込められています。
新ブランドのアイデンティティ
デザインアーキテクチャーのロゴは、アルファベットの「A」をモチーフにしており、三角形によって顧客、企業、自社のEMSパートナーのネットワークを象徴しています。このロゴはまた、AIと人間社会、そしてその間の文化との融合を目指すというビジョンも示しており、企業の理念を一目で感じることができます。
IoT時代の新たな挑戦
これまでのインターネット時代は、大量生産された単一モデルのデバイスが主流でしたが、IoT時代においては多様性と小ロット生産が求められています。そのため、デザインアーキテクチャーは、柔軟かつ効率的なサプライチェーンの構築を進め、パートナー企業との信頼関係を強化していきます。ハードウェア開発、デザイン、製造、流通の各段階における知見を活かして、コストの最適化を実現します。
提携と品質保証
デザインアーキテクチャーは、プロダクトデザインの分野で豊富な経験を持つ「株式会社ジンクラモトスタジオ」と業務提携を進めています。これにより、マーケットリサーチから製品デザイン、量産設計に至るまで、一貫した品質管理が可能になります。不確実な市場環境においても、安定した品質のデザイン開発を顧客に提供します。
デザインアーキテクチャーの特徴
1.
AIoTに特化したハードウェア開発
日本のライフスタイルに合ったAIoTハードウェアの開発に重点を置き、特色ある製品を提供します。
2.
品質管理とブランディング
日本国内で業務を完結できるため、迅速な意思決定と高品質な製品の提供が可能です。
3.
グローバルODMチェーンの最適化
日本国内およびアジア圏のパートナーと協力し、最適なサプライチェーンを構築します。
会社情報
新たなスタートを迎えたデザインアーキテクチャーは、東京都中央区日本橋に本社を構え、社長には馮麗萍(Feng Liping)が就任します。資本金は7,500万円です。今後は、国内外のパートナーとの連携を強化し、革新的なハードウェア製品を展開していくことを目指しています。
お問い合わせ
さらに詳しい情報は、公式ウェブサイトやお問い合わせ先からご確認いただけます。新たな展開にどうぞご期待ください。
今後のデザインアーキテクチャーの成長に、ご期待ください。