受験生動向調査2025
2025-09-09 14:26:01

旺文社が新課程入試初年度の受験生動向を調査、2025年度版を発表

旺文社が発表した2025年度高校生の大学受験実態調査



教育出版の株式会社旺文社は、大学受験生のためのWebサービス「大学受験パスナビ」を通じて、2025年春に大学に進学する学生を対象とした「大学受験生に関するアンケート」を実施しました。今月8日にはその結果が報告され、受験生の傾向が浮き彫りとなりました。

新課程入試初年度における共通テストの受験状況



「新課程入試初年度」である2025年度の大学入学共通テストにおいて、特に注目されたのが「情報 I」の受験率です。この科目を受験した学生は64.2%にのぼり、多くの受験生が新しいシラバスに順応しつつあることがわかります。また、共通テストの過去問を解いたという受験生の割合は79.0%に上り、早期から計画的に対策を進める姿勢が強まっています。

共通テスト対策の早期化



過去問に取り組んだ時期についても、受験生の64.2%が「高3の6月まで」に対策を開始したと回答しており、昨年のデータと比較するとわずかに増加しました。一方で、高3の10月から12月にかけての取り組みは減少傾向が見られ、全体として早期の対策が進んでいることが伺えます。

英語外部検定の利用状況



英語の外部検定利用状況については、昨年に引き続き「英検」が圧倒的な人気を誇っており、92.9%の受験生がこれを用いて入試に臨みました。興味深いのは、外部検定を受験することができることを認知した時期について、半数以上の受験生が「高2の9月以前」と答えている点です。

外部検定の取得時期



受験において実際に利用した英検の級やスコアを取得した時期のピークは高2の冬から高3の夏にかけてであることが明らかとなりました。一方で、高3の秋まで外部検定を受験する傾向が続いており、特に「高3になってから利用可能と知った」という受験生も34.7%存在することから、情報収集においての遅れが課題となることも示されました。

総括



旺文社は今後も、受験生が自分に合った進路選択をするための情報提供を続けていくことを表明しています。受験生や関係者に向け、「大学受験パスナビ」を通じて全国の大学入試情報や役立つコンテンツを提供し、しっかりした受験準備をサポートしてまいります。

以上の調査結果から、2025年度の受験生が早期かつ計画的に対策に取り組んでいる傾向が見えてきました。これは新課程への適応や外部検定の利用に関する意識の高まりを反映しています。受験生自身が納得のいく進路選択を遂げるための一助となる調査結果となっています。


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会社情報

会社名
株式会社旺文社
住所
東京都新宿区横寺町55
電話番号
03-3266-6400

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