血液1滴で認知症リスクを測定する画期的技術と未来の医療
株式会社SEGNOS(セグノス)は、2025年1月8日からクラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」にて、独自技術を駆使した血液1滴による認知症リスク測定キットの開発資金を募ります。このプロジェクトは早期の認知症発見を可能にし、より良い未来のための新たな手段となることを目指しています。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトの目標金額は50万円。募集期間は2025年1月8日から1月29日までとなっており、自宅で簡単に認知症リスクを測定できるキットの開発を進めていく計画です。クラウドファンディングの開始と同時に、全国にいる多くの方々にこの取り組みの重要性を伝え、支援をお願いしています。詳細は、
こちらのURLから確認できます。
アルツハイマーの現状と無症状期の重要性
アルツハイマー病は、症状が表れる前の無症状期(プレクリニカル期)にヘルスケアが如何に進むかが鍵です。現在、抗体医薬品は病の進行を遅らせる効果がありますが、シナプスへの障害を完全に防ぐことは難しいとされています。しかし、プレクリニカル期に介入することで、より深刻な症状に進行するリスクを減少させることが期待されています。
イーライ・リリー社の幹部は、2025年から2026年には臨床試験の結果が公表され、無症状期の認知症を早期に発見し治療する可能性を示唆しています。そのため、この無症状期を認知できる技術が求められているのです。
SEGNOSのThermaLISA法の特徴
SEGNOSが導入するThermaLISA法は、温度応答性を持つ磁性ナノ粒子を使用した高感度な免疫診断技術です。これにより、従来の診断方法よりも遥かに高い感度で血液サンプルを分析でき、早期のリスク測定を可能にします。
プロジェクトの背景と代表の思い
このプロジェクトを立ち上げる背景には、大西徳幸代表の個人的な体験があります。彼の祖母もアルツハイマー病にかかり、長い介護生活を経て過酷な現実を迎えました。この経験が、認知症リスク測定キットの必要性を強く感じさせたのです。
「認知症は、患者本人だけでなく、家族にも多大な影響を与える非常に厳しい病気です。私自身の経験をもとに、今回は多くの方々に役立つツールを提供したい。」と大西代表は話します。
こちらのプロジェクトは単なる商品開発ではなく、広く健康寿命を延ばし、家族の絆を守るための第一歩としています。
まとめ
SEGNOSは千葉県千葉市に拠点を持ち、地域の医療機関や研究機関と連携しながら、信頼される取り組みを実践しています。将来的には、誰もが手軽にリスクを知り、健康を守ることができる社会の実現を目指しています。この画期的な取り組みを、皆さんの支援でさらに進めていくことを希望しています。どうぞよろしくお願いいたします。