岡元松男社長の受章
2025-11-05 17:07:29

岡元松男社長が旭日単光章受章~きものブレインの功績に拍手

岡元松男社長が旭日単光章を受章



新潟県十日町市に本社を置く株式会社きものブレインの代表取締役社長、岡元松男氏が、内閣府より「令和7年秋の叙勲」において「旭日単光章」の受章が決定しました。長年にわたり企業経営だけでなく、公共の利益にも大きく貢献してきた岡元氏の功績が高く評価された結果です。

受章の意義と背景



旭日単光章は、日本の勲章の中で特に商業や工業、サービス業などの発展に寄与した方々に授与されるもので、その中でも第六等に位置付けられています。この受賞は、「きもの」といった日本の伝統産業の発展に貢献した岡元氏の努力が、国家によって公式に認められたことを示しています。

岡元氏の経営理念は、「伝統産業の発展」と「障害者雇用を通じた社会貢献」に根ざしています。きものブレインは、彼のリーダーシップのもとで生まれた「きものアフターケア」事業によって、新たな市場を開くと同時に、顧客満足度の向上にも寄与しています。

岡元松男の功績



1. きものアフターケアの新市場創出



1980年、呉服業界においてアフターケアの概念が未だ普及していない状況で、岡元氏は「大切なきものを長く楽しんでほしい」という理念のもとに新市場を創設しました。この先見の明により、着物文化への理解と顧客の期待感の向上を実現し、業界に新たな価値を提供しました。

2. 高品質な加工技術の追求



岡元氏の指導の下、きものブレインは、丸洗いやしみ抜き、撥水加工など多様なアフターケア事業を展開。すべての加工を自社内で一貫して行うことにより、高品質かつリーズナブルなサービスを提供し、顧客の信頼を得ています。これにより、年間38万点以上のきものを扱う企業へと成長しました。

3. 地方創生と多様性の尊重



岡元氏は新潟県十日町市で雇用を守り育てることに全力を注いできました。障害者雇用を業界に先駆けて取り入れ、労働大臣賞を受賞するなど、地域経済の活性化に貢献しています。全従業員の約13%が障害者という、模範的なダイバーシティ経営を実践しています。

4. 地方産業の未来を切り開く挑戦



2015年には東京農業大学と協力し、希少な「みどり繭」を用いた無菌人工給餌周年養蚕事業を立ち上げました。このプロジェクトは、日本の養蚕業復活を目指し、地域経済の発展に寄与しています。

最後に



これらの多岐にわたる業績が評価され、岡元松男氏は今回の旭日単光章受章に至りました。彼の思いは、「この栄誉は私自身のものではなく、共に戦ってきた仲間たち、特に亡き妻と分かち合うべきものである」という言葉に集約されています。今後も初心を忘れず、地域経済の発展と社会貢献に邁進することを誓っています。

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会社概要


  • - 社名: 株式会社きものブレイン
  • - 本社所在地: 新潟県十日町市高田町6丁目510-1
  • - 設立: 1988年5月
  • - 資本金: 9,000万円
  • - 事業内容: 着物のアフターケアソリューション事業、無菌人工給餌周年養蚕事業など
  • - URL: きものブレイン


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会社情報

会社名
株式会社きものブレイン
住所
新潟県十日町市高田町6丁目510番地1
電話番号

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