オンラインカウンセリングUnlace
2021-08-02 10:00:10
メンタルヘルスケアを革新するオンラインカウンセリングUnlaceが資金調達に成功
オンラインカウンセリングサービス「Unlace」が資金調達を実施
2020年12月にスタートしたオンラインカウンセリングサービス「Unlace(アンレース)」が、約6000万円の資金調達を完了したことを発表しました。このサービスは、心理資格を持つカウンセラーと相談者のマッチングを行うことで、より身近で便利なメンタルヘルスケアを提供することを目指しています。
Unlaceの成り立ちと目的
Unlaceは、従来の紹介型に依存せず、カウンセラーと相談者を直接結びつけるマッチング型サービスです。この方式を採用することで、相談者はいつでも匿名で、必要なタイミングで心理的なサポートを受けられる環境を整えました。特に、新型コロナウイルスの影響でメンタルヘルスが注目される中、迅速にカウンセリングを求めるニーズが高まっています。今回の資金調達を通じて、今後はさらに機能やサービスの充実を図り、利用者の利便性を向上させていく方針です。
代表取締役 前田康太のビジョン
Unlaceを創業した前田康太氏は、エウレカでマッチングアプリ「Pairs」の事業開発を手掛けた経験を持ち、メンタルヘルスケアの普及に強い意欲を示しています。前田氏は、自身の過去の体験から、メンタルヘルスに対する社会的な壁を取り除き、テクノロジーを活用することでより多くの人々が心の健康を保てる社会を目指しています。彼は「メンタルヘルスケアのアクセシビリティを高める」との確固たる信念を持ち、サービスの技術革新を進めていく必要性を訴えています。
支援者たちの期待
株式会社デライト・ベンチャーズ 永原健太郎氏
「Unlaceはただのオンラインカウンセリングではなく、前田氏の個人的な経験を基に作られています。カウンセリングが当たり前の選択肢となる社会を期待しています」と述べています。
З Venture Capital 黄未来氏
彼は、テキスト形式のカウンセリングが心情整理に役立ち、心の不調を気軽に相談できる未来を信じると述べています。
franky株式会社 赤坂優氏
「大切な人のためにUnlaceが多くの人に利用されるサービスとなることを願っています」と、前田氏との信頼関係を強調しました。
これらの支援者は、前田氏のリーダーシップに期待し、社会的スティグマを超えてメンタルヘルスの重要性を広めていくことを願っています。
メンタルヘルスケアの現状
日本ではメンタルヘルスに対する抵抗感が高く、受診率は3割にとどまっています。精神疾患の患者数が345万人いる中で、未受診者は1150万人に達すると言われています。さらに、コロナウイルスの影響で、抑うつ状態の人々が増加しているというデータもあります。これらの社会的背景を踏まえると、Unlaceのようなアクセスの良いカウンセリングサービスの必要性が急務であることがわかります。
Unlaceの利用者体験
利用者の約5割は初めてカウンセリングを受ける専門家との相談を行っており、時間的な制約から解放されることで、より多くの人が精神的な支援を受けやすくなっています。登録後は、約85%の利用者が30分以内にカウンセラーと連絡が取れるため、迅速な対応が実現されています。
まとめ
Unlaceは、メンタルヘルスケアの革新を目指すことで、多くの人々にとってアクセスしやすく、安心して相談できる場を提供します。この新たなプラットフォームは、社会全体のメンタルヘルスに良い影響を与えることが期待されており、今後の成長が非常に楽しみです。私たちもこの動きに注目し、応援していきましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社Unlace
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3-9-10渋谷アサヒビル 6階
- 電話番号
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