伊豆シャボテン動物公園での「しゃぼてんひなまつり」
伊豆シャボテン動物公園では、2025年2月22日から4月6日までの期間、毎年恒例のユニークなイベント「しゃぼてんひなまつり」を開催します。この特別なイベントは、メキシコ館の第5温室にて、サボテンを使用したひな飾りが展示されるものです。サボテンを使ったひな飾りは、すでに12回目を迎え、春の訪れを告げる風物詩として多くの人々に親しまれています。
サボテンのお内裏様とお雛様
「しゃぼてんひなまつり」で見ることができるサボテンたちは、まさに独自のスタイルで飾られています。お内裏様は「金鯱(きんしゃち)」、お雛様は「雪晃(せっこう)」として特別な衣装を身にまとい、その姿が会場を彩ります。また、三人官女や五人囃子に扮するサボテンたちは、それぞれ「玉翁(たまおきな)」、「鸞鳳玉(らんぽうぎょく)」、「英冠玉(えいかんぎょく)」など、多様な種類のサボテンが選ばれています。
この魅力的なひな飾りは、ひな祭りの伝統的な意義をユーモラスに取り入れ、サボテンへの新たな視点を提供します。
ひな祭りの背景と歴史
ひな祭りは、女の子の成長と幸福を願う伝統行事として古くから日本で行われています。その起源は不明であるものの、平安時代には川に人形を流す「流し雛」という風習があったとされています。江戸時代には、男女一対の簡素な人形が作られ、次第に豪華な段飾りが発展していきました。
伊豆シャボテン動物公園での「しゃぼてんひなまつり」は、そんな伝統行事を新しい形で楽しめる貴重な機会です。
名物スタッフによる生配信
展示期間中は、当園の公式SNSにおいて、長年にわたり植物の管理をしている名物スタッフによるサボテン解説の生配信が行われます。この機会に、サボテンの奥深い魅力をぜひ体験してみてください。実際のサボテンを見ながら、専門家の解説を聞くことができる貴重なチャンスです。
結論
春の訪れを楽しむ「しゃぼてんひなまつり」は、家族での訪問や友人とのお出かけにもピッタリのイベントです。サボテンの華やかなひな飾りと、名物スタッフの解説を通して、サボテンの世界の不思議を感じられる素晴らしい機会です。ぜひ、伊豆シャボテン動物公園での不思議なひな祭りを見に訪れてみてはいかがでしょうか。
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