主婦が掃除で感じるストレスの元、お風呂掃除の実態

主婦が感じる掃除のストレス、お風呂掃除の実態

主婦たちにとって、最も掃除が面倒な場所はどこなのか。その答えとして多く挙げられたのが「お風呂」です。実際の調査結果では、80％の主婦が「お風呂」と答え、掃除をしたくない場所でも31％が同様の意見を示しました。そのため、もちろんこの調査からは、お風呂掃除が主婦たちにとっての“嫌われ度NO.1”であることが明らかになりました。

お風呂掃除の嫌われる理由

お風呂掃除が嫌いな理由には、様々な意見が挙がっています。39歳の主婦は「毎日使うので掃除をしてもすぐに汚れてしまう」と語り、29歳の主婦は「ぬめりや水垢がすぐにできる」といった具体的な不満を述べました。また、43歳の主婦は「力を入れてこすらなければならないのが大変だ」と感じ、31歳の主婦は「かがむ姿勢が辛く、腰が痛くなる」ともコメントしました。これらの声からは、掃除自体の肉体的負担や、手間がかかることが主な嫌われポイントであることが見て取れます。

さらには、82％の主婦が「お風呂掃除をストレスに感じる」と回答しており、高まる掃除の負担が心の負担にもなっていることが分かります。

家庭内の掃除の実態

では、実際に各家庭でのお風呂掃除はどうなっているのでしょうか？主に誰が掃除しているのかを尋ねた結果、なんと70％の主婦が自分自身でお風呂掃除を行っていると答えました。家庭内での掃除分担が進んでおらず、家事の負担が主婦に集中している状況が浮き彫りになっています。

掃除する場所についても注目してみると、バスタブが87％、床が53％という結果。一方で、掃除が行き届いていない場所として挙げられたのは、天井（50％）、照明（49％）、壁（20％）でした。これを見ると、手が回る部分とそうでない部分がはっきりとしており、掃除の負担が主婦たちを圧迫している様子が窺えます。

掃除の時間は年間60時間以上！

さらに今回の調査では、掃除にかかる時間についても着目しました。1回の掃除時間は約10分というデータがあり、頻度は48％が「毎日」と回答。これを計算すると、1年間で約61.2時間もの時間が掃除に費やされることになります。もし人生で残り40年間お風呂掃除を続けるとすれば、その総額は2448時間、つまり約102日分にも相当します。これは間違いなく膨大な時間です。

時短掃除に対する期待

調査結果からも示されているように、80％の主婦が「短い時間で掃除ができるお風呂」に興味を持っています。多くの女性たちが、掃除で消耗する時間をもっと有意義に使いたいと願っているのです。実際、「子どもと遊んだり、もっと自分の時間を持ちたい」との声も多く寄せられました。

コロナ禍で捉えられるお風呂の役割

新型コロナウイルスの影響で「入浴がストレス解消に役立つ」と感じる主婦が72％もおり、ただし「お風呂が汚れていると逆にストレスを感じる」と答えた人は91％という点にも注目です。お風呂はリラックスの場でありながら、掃除の負担によってストレスの原因にもなりうるという矛盾した状況が浮き彫りになっています。

タカラスタンダードの提案

そこでタカラスタンダードは、お風呂掃除の時短を実現するための商品を展開しています。例えば、バスタブには水とスポンジだけで簡単に洗える「鋳物ホーロー浴槽」や、アクリル人造大理石製の「キープクリーン浴槽」などがあり、掃除の手間を大幅に軽減します。また、特に掃除が手薄になりがちな天井や壁の手入れを簡単にする製品も数多く揃えています。