「ワンダー大運動会~Wonderful Day~」の魅力
2025年10月9日、エディオンアリーナ大阪で第2回「ワンダー大運動会~Wonderful Day~」が開催されます。これは、障がいのある方の運動会参加への参加意欲向上を目的にしたイベントです。昨年の開催時に寄せられた「運動会に出たことがない」「運動会の思い出がない」といった利用者の声から、新しい運動会作りが始まりました。
「ワンダー大運動会」は、すべての人が協力して楽しめる共創の場です。年齢、障がいの有無にかかわらず、誰もが「自分らしさ」を発揮できる場所を提供します。参加者同士の応援や助け合いが、新たなつながりを生み出し、希望のある未来を築くことができます。
共同での準備
当日には、13の事業所ごとに、利用者とスタッフが力を合わせて手作りした横断幕が掲げられます。これによって、参加者全員が自分自身の表現をできる場所が提供されます。また、昨年好評だったおそろいのTシャツは、今年も新たなデザインで登場。参加者が一体となって楽しむための演出が盛り込まれています。
競技の内容
「ワンダー大運動会」では、競技そのものが主役ではなく、参加者全員が楽しむことが中心です。具体的には、協力型競技であるドミノ倒しや、体を動かしながらも頭を使うウルトラクイズ、チームワークが必要な台風の目などがあります。従来の運動会とは異なり、勝ち負けを超えた楽しさが詰まっています。
特に四方綱引きは新感覚の競技で、四方向から引っ張り合うことで、戦略と連携が重要となります。これにより、更に深いチームワークが生まれます。
運営者の思い
運営責任者は、「ワンダー大運動会はただの競技を楽しむ場ではなく、準備から本番までをみんなで共に創り上げることが重要です。関わるすべての人々が主役となり、たくさんの笑顔とつながりが生まれることを期待しています」と語っています。
前回の成果
第1回のイベントでは、約100名の利用者とスタッフが参加し、勝ち負けのない構成により、参加者からの評価は非常に高かったと言います。「障がいを意識せず楽しめた」「次回は勝ち負けのある形を試みたい」という意見も多く見られました。
今後の展望
「ワンダー大運動会」は年に一度の恒例イベントとして定着を目指し、今後は地域との連携も強化し、利用者や地域住民全員が共に作り上げる“共生社会”のモデルケースとなることを目指しています。
ぜひ、2025年の運動会で新しいつながりや経験を見つけてみませんか?