豪雨による被害が深刻な南アジアと東南アジア
2025年12月10日、国際NGO「ジャパン・プラットフォーム」(JPF)は、南アジアおよび東南アジア全域で発生した豪雨災害に対する緊急支援プログラム「アジア広域水害被災者支援2025」を立ち上げました。これにより、被災者に向けて支援を行い、寄付を受付けています。
地域別の状況
インドネシア
11月22日から25日にかけての豪雨によって、アチェ州や北スマトラ州、西スマトラ州で大規模な洪水や土砂崩れが発生し、多くの村普が水没し、道路や橋も流失しました。このため、数千人が避難を余儀なくされています。
スリランカ
11月28日にサイクロン「ディトワ」が直撃し、壊滅的な洪水と土砂崩れが発生。特に山岳部では甚大な被害が報告され、これまでに1,200人以上の死者と800人以上の行方不明者が出ています。94万8,000人以上が避難を余儀なくされ、彼らの生活は極めて厳しい状況に置かれています。
支援ニーズ
現在、被災地域では食料、水、衛生物資、生活必需品、安全な避難所、医療、教育環境が求められています。特に、感染症のリスクが高まっているため、迅速な対策が必要です。これらの支援ニーズに応えるため、JPFは12月1日からスリランカ、12月3日からインドネシアで加盟NGOによる緊急支援と現地ニーズ調査を行っています。
プログラムの概要
「アジア広域水害被災者支援2025」は、今後3カ月間にわたって実施されます。対象地域はインドネシアとスリランカで、活動予算は1億円です。このうち、8,000万円は令和7年度緊急準備金から、残りの2,000万円は民間からの資金を充てる予定ですが、実際の被害に照らすとさらなる寄付が求められています。
寄付方法
この支援プログラムにご賛同いただける方は、以下の銀行口座に寄付が可能です。
銀行振込による寄付
- - 銀行名: 三菱UFJ銀行
- - 支店名: 本店
- - 口座種類: 普通
- - 口座番号: 1732834
- - 口座名義: 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
ゆうちょ銀行からの寄付
- - 銀行名: ゆうちょ銀行
- - 記号と番号: 00120-8-140888
- - 口座名義: 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
【寄付時のお願い】
振込手数料はご負担いただきます。通信欄には「アジア広域水害被災者支援2025」と記載してください。
結論
私たち一人ひとりの手助けが、計り知れない影響を持つことができます。特に今、被災者の方々が直面している厳しい現実を理解し、支援の手を差し伸べることで、彼らが希望を持てる未来をともに築いていきましょう。