新型GNSS受信機登場
2024-11-26 10:40:53

過酷な現場での測位が革新!新型GNSS受信機「Trimble R780-2」登場

新型GNSS受信機「Trimble R780-2」の特徴



測量・測位における革新が進む中、株式会社ニコン・トリンブルが新たにリリースした「Trimble R780-2」が話題です。この受信機は、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど、様々な測位衛星や信号に対応しており、過酷な環境でも安定した性能を発揮します。

最新技術「Trimble ProPoint」の搭載


「Trimble R780-2」は、最新の測位エンジン「Trimble ProPoint」を搭載しており、最適な衛星信号の選択や、障害波や妨害波への対策が施されています。これにより、従来の受信機では観測をあきらめていたような厳しい条件下でも、ストレスフリーで測位作業を行うことが可能になっています。また、観測までの時間が短縮され、精度の高いデータの取得が現実のものとなりました。

耐環境性能が強化された設計


「Trimble R780-2」は、施工現場での使用を視野に入れて耐環境性能が強化されています。防塵防滴のクラスはIP68で、水や埃を心配することなく使用できるため、土木現場でも安心です。また、ミリタリークラスの衝撃耐性を持っており、落下などの事故にも安心して対応できます。

IMUチルト補正観測による効率化


設置が難しい環境下でも高精度な観測が可能なIMUチルト補正観測機能が特徴です。この機能を使えば、現場でポールを簡単に測定位置に当てるだけで、正確な座標を取得することができます。従来のように三脚や気泡管に頼ることがないため、整準作業の時間を大幅に削減することができ、特に斜面や足場の悪い地域において効率が格段に向上します。

多様な現場での使用に適したGNSS受信機


観測作業は、ある程度の障害物があっても行うことができ、特に市街地のような交通の多い場所でもスムーズな測位が実現します。VRSやPPP-RTK技術を活用することで、固定局を必要とせず、衛星信号さえあれば連続した観測を行うことが可能です。

さらに、「Trimble R780-2」はポールに取り付けるだけでなく、建設機械に取り付けることで、マシンガイダンスとしても利用できます。(マシンガイダンス用キットの購入が別途必要です)

最適な選択肢


この受信機は、測量業、建設業、土地家屋調査士など、測位や測量に従事するすべての人々にとって希少価値の高い商品です。特に、環境が厳しい現場で効率の良い座標取得を求めている方や、ICT施工を導入したいと考える方にとって、最適な選択肢となるでしょう。

ぜひ、「Trimble R780-2」を通じて、現場での作業を進める新たなスタイルを体験してみてください。

製品情報



  • - 出荷開始: 2024年12月上旬予定
  • - 標準構成品: Trimble R780-2 GNSS受信機、バッテリー、USBケーブル、ハードケースなど
  • - 対応コントローラー: 「Trimble SKY Controller」「Trimble Access」など

詳細は公式サイトをご参照ください。Trimble R780-2製品ページ

会社紹介


株式会社ニコン・トリンブルは、株式会社ニコンと米国Trimble Inc.のジョイントベンチャーです。測量・測位技術を駆使し、GNSS受信機やトータルステーションに関する高品質なソリューションを提供しています。近年では、精密農業、自動運転などの分野でも先進技術の導入を進めています。


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会社情報

会社名
株式会社ニコン・トリンブル
住所
東京都大田区南蒲田2-16-2テクノポート大樹生命ビル
電話番号
03-5710-2598

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