男性育休取得を後押しする取り組み
昨今、働くパパたちが育児休業を取得することが求められています。子育て情報誌「あんふぁん」と「ぎゅって」を発行する株式会社こどもりびんぐが、積水ハウスが展開する男性育休を考えるプロジェクト「IKUKYU.PJT」に参加することが決定しました。このプロジェクトは、特に9月19日の「育休を考える日」を機に、男性が育休を当たり前に取得できる社会の実現を目指しています。
男性育休に関する調査結果
株式会社こどもりびんぐは、幼稚園や保育園に通う園児のパパを対象に男性育休に関するアンケートを実施しました。その結果、約8割の回答者が「育休を取得したい」と思っていることがわかりました。「とてもそう思う」と答えたのが46.4%、また「まあまあそう思う」との回答が29.3%でした。
また、職場環境についての質問では、「とてもそう思う」が19.0%、「まあまあそう思う」が28.5%となり、半数近いパパが育休取得しやすい環境であると感じています。しかし、同時に25.4%が「あまりそう思わない」、27.1%は「まったくそう思わない」と回答しており、まだ課題も残されています。
育休を取得したパパたちの声
受け取った声の中には、実際に育休を取得している先輩や同僚がいることで、自分も取得しやすいと感じている意見が多く見られました。一方で、育児をしたいと思いつつも職場環境の不足を訴える声もあり、今後の取り組みが重要であることが強調されています。
プロジェクト「IKUKYU.PJT」の背景
積水ハウスは2019年から、男性の育児休業取得を促進するための取り組みを開始しました。このプロジェクトは現在、154の企業や団体の賛同を受け、広がりを見せています。今年は特に多くの企業が参加しており、育休取得を応援するメッセージの発信が進められています。
該当のプロジェクトサイト
詳細な情報は、積水ハウスの公式サイト「IKUKYU.PJT」でご覧いただけます。
あんふぁんとぎゅっての役割
「ぎゅってWeb」では、日々の育休取得に関する記事を提供しています。ここでは、育休中の家族の生活や、そのきっかけについて詳しく紹介。働くパパたちがリアルな子育て経験を共有する場として、非常に価値があります。また、今後「ぎゅってWeb」のリニューアルも予定されており、より多くの情報を発信していく予定です。
「お母さんたちが主役」のメディアである「あんふぁん」も、全国各地で手に取られ、親たちに有益な情報を届けています。
最後に
今回の取り組みは、男性育休の重要性を再認識させるものであり、今後の社会における育休取得の普及に向けた力強い第一歩となるでしょう。私たち一人ひとりがこの動きに賛同し、育休を取得しやすい社会を共に作っていくことが求められています。