名古屋の老舗和菓子屋が新しい挑戦をスタート

名古屋の伝統派が生み出す新たな美味しさ

名古屋市に本社を構える老舗和菓子屋「亀屋芳広」といえば、1949年の創業から続く伝統的な和菓子の名店です。しかし、2023年6月2日、彼らは新たな試みとして、長久手市に新業態「あずき茶屋」をオープンさせました。この新しい店舗は、地元の住みやすさを評価した「住みここちランキング」で2年連続全国1位に選ばれた長久手市に位置しています。

若い世代へのアプローチ

これまで「亀屋芳広」では名古屋市内を中心に17店舗を展開し、菓子製造小売業を主な軸としてきました。しかし、2020年代に突入した今、特に若い世代に向けて新しいタッチポイントを提供したいという思いから「あずき茶屋」が誕生しました。お店のメニューは自社で作った「餡子」を使用したものが中心です。

自家製あんこへのこだわり

餡子の製造は手間がかかる作業で、多くの和菓子店が外注している中、亀屋芳広は創業以来、このプロセスにこだわり続けています。新店舗では、あん焙じ茶、手作りのどら焼きプレート、そしてあんこがたっぷりのかき氷など多様なメニューを楽しむことができます。これらは全て自社製のあんこを使用しており、真心を込めた一品が堪能できることでしょう。

地域との深い結びつき

長久手市は住宅メーカーの満足度ランキングで高評価を得ている地域ですが、亀屋芳広は、より多くの人々に「和菓子」の魅力を広めるために、新しい取り組みを通じてこの町と深く結びついていきたいと考えています。「あずき茶屋」では、和の文化を感じることができるだけでなく、現代のライフスタイルにもマッチした新たな楽しみ方が見つかるでしょう。