神奈川県横浜市にある横浜国際プールで、11月29日に特定非営利活動法人日本の竹ファンクラブの主催で竹林保全活動が行われ、阪急阪神エクスプレスの従業員とその家族26名がボランティアとして参加しました。この取り組みは環境保全活動の一環であり、企業の社会的責任(CSR)にも積極的に取り組む姿勢を示しています。
参加者は熟練した植栽従事者の指導のもと、のこぎりを使って真竹の伐採作業に取り組みました。慎重に不要な竹を選別しつつ、枝を落とす作業に真剣に汗を流しました。ボランティア活動の中で特に注目されたのは、8回目となる今年の活動で、竹を使用して灯籠を作成することです。電動ドリルを用いて、参加者は垣根や灯籠用に選別した竹を使い、実際に作品作りに挑戦しました。
今回の活動では、残った竹をチッパーで粉砕し肥料として再利用する計画も進められており、資源の最大限の活用に努めています。このような活動は、地域の自然環境を守るだけでなく、参加者自身が自然とのふれあいを楽しむ良い機会となります。
当日は穏やかな秋空に恵まれ、参加者たちは笑顔で活動を行いました。特に子どもたちは元気に作業を進める姿が印象的で、大人たちが追いつくのに一苦労する場面もありました。仲間と協力しながら過ごす時間は、参加者にとって貴重な経験となり、自然環境への理解と敬意が深まる良い機会となったことでしょう。
阪急阪神エクスプレスは、今後もこのような環境保全活動を通じて、地域と社会に貢献するための取り組みを強化していく方針です。地球環境の保全を重要な経営課題として捉え、環境に配慮した事業活動を推進し続ける姿勢が期待されます。参加者それぞれが得た経験を基に、より多くの人々が環境保護について考えるきっかけになればと願っています。