江戸東京あかり展が神田明神で初の開催!
2023年冬、東京・神田明神の文化交流館地下1階「EDOCCO STUDIO」にて、「江戸東京あかり展」が初めて開催されます。このイベントは、日本全国から集まったクリエイターたちが手掛ける、アート、祭り、デザイン、職人技、テクノロジーの5つのジャンルを融合させた新感覚の展示です。
アート系アトラクションの誕生
最大の魅力は、アート作品とアトラクションの要素が組み合わさった新しい形の展示です。来場者は、単にアートを鑑賞するだけでなく、演者や作品への問いかけを通じて展開されるストーリーも楽しむことができます。このような体験が可能なのは、ゲストの選択によって展開が変化するからです。例えば、作品との対話や演出効果により、観客自身が作品の運命を左右することができるのです。
ゲストの呼びかけで作品が動く!
この展示会では、アナログな立体作品とデジタル技術の融合によって、来場者の呼びかけに対して作品が反応する“アナログインタラクティブ”な体験が実現しています。声優や俳優たちが交替で非常に臨場感あふれるパフォーマンスを行い、別世界への没入感を高めています。たとえば、巨大な青森のねぶたが点灯する瞬間など、観客のアクションによって生まれるドキドキ感は必見です。
目を見張る展示ゾーン
展示はストーリー仕立てで進行し、異次元への扉を開くアート作品や、日本の伝統を体現した提灯の展示ゾーンが用意されています。
- - 日本の余白感のゾーン では、鈴木茂兵衛の提灯や川村忠晴の草木を基にしたあかりの作品が温かく迎えてくれます。
- - 異界の門 では、ネオン光が幻想的な妖怪話の舞台へと誘います。
- - 若き吉良との出会い では、トップクリエイターによるデジタルキャラクターとのインタラクションを観ることができます。
- - 百鬼夜行 では、色とりどりの光に包まれた鬼や妖怪たちのパレードが展開され、切り絵作家や妖怪絵師たちの個性的な作品が特徴的です。
そして、クライマックスでは吉良上野介との決断の間があり、来場者は物語の行末に大きな影響を与える決断を迫られます。
イベント詳細
開催期間は2019年12月7日から2020年2月9日までで、開場時間は月曜日から木曜日が10時から19時、金曜日から日曜日は10時から20時となっています。入場料は一般1,500円ですが、前売り券は1,300円、小中高校生は1,000円で、未就学児は無料です。主催者は千代田中央文化交流推進機構で、様々な協力機関の支援を受けています。
この冬、神田明神で一度限りの驚きと興奮の体験を味わえる「江戸東京あかり展」にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。