ベトナム人材育成
2024-08-08 20:22:19

明光ネットワークジャパン、ベトナム人材育成で日本語教育を強化初の国際協力

明光ネットワークジャパンによる日本語教育の新たな展開



明光ネットワークジャパンは、ベトナムにおいて日本語教育を提供することで、同国の人材育成を推進しています。特に、経済連携協定(EPA)に基づく訪日前日本語研修事業を4年連続で外務省から託され、ベトナム人看護師や介護福祉士候補者の育成へと力を入れています。

この訪日前日本語研修は、2024年12月から2026年3月までの期間で実施される予定です。研修場所はハノイまたはその近郊の施設で行われ、180名の参加者が対象となります。研修の目標は、JLPT(日本語能力試験)N3の合格を目指し、さらに日本の看護・介護に関する専門知識や技術を習得することです。また、研修を通じて日本社会や職場に適応する能力の向上も目指しています。

明光ネットワークジャパンは、2021年からこのプロジェクトを開始し、日本語能力試験N3の合格率を90%に達成しました。これまでに248名の候補者が日本へと送り出され、その内訳は看護師候補者が36名、介護福祉士候補者が212名となっています。

さらに、同社は2022年8月にベトナム法人であるMEIKO NETWORK VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立し、日本語教育を中心に人材育成や就労支援サービスを展開しています。この法人の設立により、より多くのベトナム人が日本での就労の機会を得られるようになることが期待されています。

ハノイ大学との連携


明光ネットワークジャパンは、ハノイ大学との提携に基づき、日本語教育の普及にも力を注いでいます。2021年に結んだ協定では、交流・教育の充実を図り、日本語教育において長い歴史を持つ同大学と協力し、会員制度やイベントの開催を通じて日本語の普及を進めることを目指しています。毎年開催されるベトナム日本語朗読会もその一環であり、参加者は日本語のスキルを高める機会を得ることができます。

愛仁会との提携


明光ネットワークジャパンは、2021年に社会医療法人愛仁会とも包括的業務提携を結び、医療・介護業界での教育支援を行っています。この提携では、外国人候補者に対して日本国内での教育カリキュラムを提供し、採用につながるよう努力しています。日本における看護・介護分野の人材不足が深刻化する中、こうした取り組みはますます重要になっています。

今後の展望


明光ネットワークジャパンは、今後もベトナム事業の展開を図る意向です。日本語教育に加え、キャリア支援やIT人材の紹介なども視野に入れ、新たなサポート体制を整えていく計画です。これにより、より多くのベトナム人が日本での就労を果たし、双方にとって有意義な関係を構築できることを目指しています。

明光ネットワークジャパンは、これからも教育を軸にした活動を推進し、ベトナムと日本の架け橋となるべく努力を続けます。日本社会において、価値ある人材が育成されることを期待しつつ、関連するすべての方々の協力を得ながら進んでいく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社明光ネットワークジャパン
住所
東京都新宿区西新宿7-20-1住友不動産西新宿ビル 29F/30F
電話番号
03-5860-2111

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