大阪市内の民間マンションに保育施設が誕生!住友不動産が条例を適用し保育所を整備

大阪市の中心部、中央区備後町にそびえ立つ高級マンション「シティタワー大阪本町」。このマンションには、認可保育所「本町敬愛保育園」が併設されています。同施設は、大阪市の「保育施設等整備促進条例」に基づき、マンションの開発事業者である住友不動産株式会社が整備したものです。

「本町敬愛保育園」は、2022年4月に開園し、定員75名の0歳から5歳児を受け入れています。運営は、兵庫県美方郡新温泉町に本部を置く社会福祉法人徳和会が行っています。

大阪市では、保育所の不足解消に向け、民間事業者による保育施設整備を促進しています。その一環として、2014年に「保育施設等整備促進条例」を制定しました。この条例は、民間事業者に対して、保育施設の整備を義務付けるものではありませんが、保育施設を整備した場合には、税制上の優遇措置などを講じています。

住友不動産株式会社は、同条例に基づき、マンションの建設と同時に保育施設を整備しました。同社は、保育施設の整備について、「子育て世代が安心して暮らせる環境を提供したい」という考えから、積極的に取り組んでいるとのことです。

「シティタワー大阪本町」の保育施設整備は、大阪市における民間事業者による保育施設整備の成功事例として注目されています。今後も、大阪市では、民間事業者と連携し、保育所の不足解消に向けた取り組みを強化していく予定です。

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