スーパーペンギン株式会社、展示会ブースでの成約数・金額を過去最高に増加させた秘訣

スーパーペンギン株式会社の魅力と成功事例

東京都品川区に本社を構えるスーパーペンギン株式会社は、展示会ブースデザインの専門家として名高い企業です。その独自のアプローチで、2025年9月に東京ビッグサイトで開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー」では、石川県ブースをプロデュースし、顕著な成果を上げました。今年の成約件数は前年比で54％増、成約金額も24％増という驚異的な数字を達成しました。

成果の背景

同社の成功の背景には、戦略的なブースデザインがありました。昨年までのオープン型ブースから、今年はクローズ型に切り替えました。通常であればオープン型が人を呼び込む王道ですが、竹村尚久代表は、クローズ型でも逆転の発想を持ち寄りました。

入口は特定され、周囲を壁で囲むデザインで来場者の注意を引き、内部に引き込む仕組みを作ったのです。この変化が来場者の回遊性を高め、より多くの商談を実現しました。

来場者心理の活用

さらに竹村氏は「普通なら失敗する条件を逆手にとる」ことで来場者の心理を利用しました。入口にはオーガンジー製ののれんがあったり、展示台にはリーフレットや動画があり、来場者の興味をそそる工夫が随所に施されました。このような戦略が相まって、ブース内での滞留時間が自然に延び、商談につながる流れを生み出しました。

出展者への支援

スーパーペンギンはブースデザインだけでなく、出展者への支援にも力を入れています。6月には出展対策講座を開催し、7月からは28社に対し、個別の指導も行いました。会期中の接客指導や商品陳列の調整も行い、出展者からは「至れり尽くせり」と称賛されます。出展者のモチベーションアップを助けるため、朝礼も行われ、チーム一丸となって成功を目指しました。

出展者の声

実際に出展した企業からはポジティブな声が多く寄せられました。エシカルジュエリーを出展したKOQの橋本様は「ディスプレイの見せ方が向上し、来場者の興味を引くことができた」とコメント。小山箸店の小山様も、ペンギンのキャッチコピーのおかげで集客が向上したと語ります。

このように、スーパーペンギンの支援が出展者に大きな影響を与えたことは明らかです。