生成AIと業務改革
2026-03-30 10:40:47

日本ライフラインが生成AI「Gemini」を全社導入、新たな業務改革を加速

日本ライフラインが生成AI「Gemini」を全社導入



企業の新たな挑戦


日本ライフライン株式会社(品川区)は、生成AI「Gemini」を用いた業務改革に乗り出しました。これは、吉積情報株式会社の支援を受けてのもので、全社的なAI活用を推進するためのプロジェクトです。この取り組みの中で、AIの導入がどのように企業文化や業務プロセスに影響を与えているかに注目が集まっています。

導入の背景


高い安全性が求められる医療機器業界において、日本ライフラインはAI活用の必要性を早くから認識していました。情報漏洩のリスクが高まる中で「安易な利用禁止では解決にならない」という観点から、生成AIを運用するためのシャドーAIの管理は重要となってきました。安全な利用を考慮した上で、実際の業務に役立つAIとしてGeminiを選択しました。

吉積情報の選定理由


日本ライフラインが吉積情報を選んだ理由は、同社がGoogle Cloud全般にわたる専門知識を有しているからです。将来的にはより効果的にデータを活用する提案が評価され、AI Driven Premiumプログラムの提供による実業務への活用が決め手となりました。

プロジェクトの具体的な内容


吉積情報による支援には、トレーニングやワークショップが含まれ、社員たちのAIに対する心理的なハードルが下がりました。また、具体的な業務改善のアイデアが多数生まれ、Geminiの利用者数は約30%増加しました。この結果、社員が自発的にAIを活用する文化が醸成されているのです。

新しいコミュニケーション文化の形成


情報システム部門は「Gemini通信」というショート動画を毎月制作・公開し、AI活用方法を分かりやすく伝えています。この動画制作にもGeminiを活用し、AIの利便性を積極的に広めています。

業務効率化の具体例


マーケティング部門では、NotebookLMを使って膨大な社内資料から必要な情報を瞬時に引き出す体制を構築しました。さらに、事務担当者がGeminiと対話しながら自らGoogleサイトを作成したり、IT部門がGoogle Apps Scriptで通信ログ解析を自動化したりしています。これにより、これまで「やりたくてもできなかった」業務が現場の主導で解決されています。

今後の展望


日本ライフラインでは、先行してGeminiを活用する社員のノウハウを広め、利用の裾野を広げることが今後の目標です。AIを「一人ひとりの最高のアシスタント」として定着させ、業務の多様化に柔軟に対応していきたいとのことです。AIに任せられる業務は任せることで、社員が「考えること」や「創造すること」により多くの時間を割けるようになることを目指しています。

まとめ


日本ライフラインと吉積情報の協業によって、医療業界におけるAI活用は新たな局面を迎えています。Geminiがもたらす恩恵を最大限に活かし、企業全体が一体となって変革に挑む姿勢は、他の企業にとっても参考となるでしょう。AIの導入は難しいものではなく、第一歩を踏み出すことで組織全体の未来を切り拓く力となることが期待されています。


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会社情報

会社名
吉積情報株式会社
住所
東京都千代田区大手町 1-7-2 東京サンケイビル 26階
電話番号
03-6280-5940

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