中小企業向け新サイバー保険「VarioSecure Cyber Insurance」提供開始

中小企業を守る新しい選択肢

バリオセキュア株式会社は、3月1日より中小企業向けの新たなサイバー保険「VarioSecure Cyber Insurance」の提供を開始しました。今、特に小規模から中堅企業は、サイバー攻撃の脅威にさらされており、その対策が急務となっています。今回は、この保険が提供する新しいセキュリティの価値と、どのように企業を守るかを詳しく探ってみましょう。

VarioSecure Cyber Insuranceとは

本保険は、損害保険ジャパンが中小企業のニーズに特化して開発したもので、セキュリティのフレームワークに補償プロセスを組み合わせたセキュリティBPaaS（BPO as a service）として提供されています。これにより、企業は複雑なセキュリティ体制を組むことなく、リーズナブルな価格で必要な保険を手に入れることが可能となります。

これまでのセキュリティ対策に苦しんできた中小企業でも、「Vario Ultimate ZERO」を使用して、ゼロトラストセキュリティの導入が容易に実現できる点は大きな魅力です。この新たな保険により、サイバー攻撃からの重要な情報資産の保護が一層強化されることでしょう。

補償内容の詳細

「VarioSecure Cyber Insurance」では、サイバー攻撃や情報漏えいへの補償が充実しています。具体的には、次のような損害を対象としています。

1. 賠償責任の負担
- 提起された損害賠償請求による損害賠償金や争訟費用を補償。

2. 事故対応に必要な費用
- 情報漏えいやサイバー攻撃の疑いによる、追加支出が必要な費用を包括的に対応します。具体的な例としては、謝罪文の作成費用や、データ復旧に要するコストなどが含まれます。これにより、万が一の事態でも冷静な対応が可能です。

この保険は、特にサイバー攻撃の兆候を察知した際に迅速に行動できるよう整備されています。公的機関からの通報や、提携先のセキュリティ会社からの報告があれば、大切な情報資産を守るための費用が支援されます。

サイバーセキュリティは企業の命綱

これからの時代、企業にとってサイバーセキュリティは不可欠です。サイバー攻撃が後を絶たない中、特にリソースが限られる中小企業にとって、安心してビジネスを進めるための強固なセキュリティ基盤が求められます。バリオセキュアの「VarioSecure Cyber Insurance」は、その一助となることでしょう。

これから益々重要になるサイバーセキュリティ対策。中小企業はこの新たな保険を活用することで、より一層安心して事業を展開できる環境を整えることが可能となります。セキュリティリスクを軽減し、競争力のある事業運営を目指しましょうとなるでしょう。