Hondaとプラゴの提携
2024-10-17 19:13:37

Hondaとプラゴが手を組み日本のEV充電ネットワーク革新へ

HondaとプラゴがEV充電ネットワークを革新



本田技研工業株式会社(以下、Honda)と株式会社プラゴ(以下、プラゴ)は、日本における電気自動車(EV)の利用環境の向上を目指して、公共充電ネットワークの拡大に関する業務提携契約に加え、充電プラグを接続するだけで充電と決済が行える「プラグアンドチャージ(PnC)システム」の共同開発契約を締結しました。この取り組みは、EVの普及を後押しするために欠かせないものとなるでしょう。

EVの普及には充電ネットワークが必須


EVの普及が進む中では、魅力的な車両の投入に加えて、利用者にとって利便性の高い充電ネットワークの整備が求められています。Hondaは、2050年に向けてカーボンニュートラルの実現を目指しており、2040年にはEVと燃料電池自動車(FCEV)の全販売比率を100%にする目標を掲げています。一方のプラゴも、充電ステーションの展開を通じて「シンプル・カンタン・シームレスな充電」を実現するサービスを提供し、EVの普及に力を入れています。

利便性の向上に向けた取り組み


両社はHondaの持つバッテリー制御技術やコネクテッド技術と、プラゴの充電ステーションの開発ノウハウを融合させ、EVユーザーにとってより便利な利用環境を整えようとしています。具体的には、Hondaが主導し、2030年までに数千口規模の急速充電器を設置する目的で、商業施設やディーラーなど、EV需要の高いエリアでの充電インフラを整備する予定です。

また、スマートフォンアプリを介して、充電ステーションの検索や空き情報の確認、予約、オンライン決済ができるサービスも提供予定です。

プラグアンドチャージシステムの進化


充電の際の煩雑な作業を解消するため、CHAdeMO規格に基づくPnCシステムを共同開発します。このシステムでは、従来ユーザーが手動で行っていた認証作業が自動化され、充電ケーブルを差し込むだけで充電と決済が完了します。両社は2024年8月にこのPnCシステムの日本初の実証実験を完了し、今後の実用化に向けて取り組みを進めています。

経営者たちの思い


Hondaの執行役常務、小澤学氏は、「EVは単なる移動手段ではなく、お客様や社会にとってエネルギーシステムの進化をもたらすものです。プラゴと共に、EV普及に向けた充電環境の実現を目指します」と述べています。
プラゴの代表取締役CEO、大川直樹氏も、「Hondaとの協業を通じて、EVの充電体験を革新し、生活に溶け込むようなシンプルな体験を提供できます」と語り、この提携による未来への期待を示しています。

このように、Hondaとプラゴの提携は、日本のEV市場における新たなスタンダードを築くことが期待されています。両社の取り組みが実を結ぶことで、ユーザーにとってさらなる利便性がもたらされることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社プラゴ
住所
品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア12F
電話番号

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