ブレイブリー10周年記念アート
2022-12-10 08:00:01

金屏風メーカーが贈る「ブレイブリー」10周年記念アートパネル

日本文化と現代アートが融合した特別なアートパネル



老舗金屏風メーカーである泰山堂が、人気RPG「ブレイブリー」シリーズの10周年を記念したアートパネルを展開しています。このアートパネルは、12月18日まで有楽町マルイで開催中の「ブレイブリーデフォルト10周年記念展」で初披露され、ファンの注目を集めています。

「ブレイブリーデフォルト」は、株式会社スクウェア・エニックスが開発したRPGシリーズで、プレイヤーが勇者となり、さまざまな冒険を繰り広げる物語が魅力です。記念展では、2012年に発売された「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」から10年の軌跡を振り返る展示が行われています。その中で発表されたアートパネルは、風神雷神のデジタル復元屏風を製造する際に用いられている技法を駆使した作品です。

泰山堂は、130年以上の歴史を持つ金屏風メーカーで、首相官邸や外務省を通じて各国の領事館向けにも製品を納入しています。創業以来、伝統的な製法を大切にしながら、時代に即したデザインを提供してきた同社は、業界内での信頼を獲得しています。このアートパネルも、その技術と信頼性から生まれました。

アートパネルは、サイズ1100×312×27mmで、真鍮箔を使用した高耐熱性の顔料で高精細印刷されています。価格は110,000円(税込)で、限定100個の販売です。金箔の仕上げが施されており、特殊な処理で背面からの金箔露出も見られる高級感溢れる一品に仕上がっています。このアートは、伝統と現代が融合した作品として、自宅に取り入れることで日本文化に対する誇りを感じさせる存在になるでしょう。

同社の代表取締役、山路宜嗣氏は「屏風が教科書や博物館でしか見られないものになってしまった現状に、もっと価値ある作品を届けたいという思いがある」と語っています。25歳で家業を継いだ山路氏は、成田空港で見かけた安価な屏風に失望し、より良い製品が必要だと感じたことがこの道のきっかけだったようです。彼の理念は、優れたデザインと技術を融合させ、人々に伝統的な日本文化の重要性を再認識させることにあります。

「ブレイブリーデフォルト10周年記念展」では、このアートパネルの受注販売も行われています。東京会場以外でも名古屋や大阪での展示が予定されており、特に東京会場では幅5メートルを超える特大アートパネルも展示されています。展覧会は、訪れる人々が新たな感動を得る場となることでしょう。日本の伝統美を日常に取り入れる素晴らしい機会です。

今後も、泰山堂は伝統を大切にしながら、新たな価値を見出していくことでしょう。アートパネルが、多くの人に愛される製品となることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社泰山堂
住所
広島県福山市多治米町5-17-5
電話番号

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