EZO CONSULTING GROUPの新たな挑戦
富裕層向けの不動産コンサルティングサービスを提供しているEZO CONSULTING GROUP株式会社が、5月1日付で新たな経営体制を発表しました。このたび就任したのは、異業種からの転職者である最高営業責任者(CSO)野原陽平氏と最高デザイン責任者(CDO)杉下奈々子氏です。
背景
不動産業界ではエージェント制が広まっている中、育成機能のない会社が増えているという現状があります。EZOはその流れに逆行し、育成を戦略の柱としています。新たに就任した2名は、異業種からの挑戦者でありながらも短期間で専門知識を身に付けました。これにより、彼らの育成ノウハウを活かしたチーム運営が期待されています。
CSO 野原陽平氏の経歴
野原氏は1990年、沖縄県で生まれました。中央大学法学部を卒業後、阪和興業株式会社で鋼材の商取引に従事。その後、共同創業した株式会社SENTOENでは、銭湯経営やクラウドキッチンの事業展開を手がけ、日本国内での事業拡大に寄与しました。2024年にEZOに入社し、特に不動産投資に対するサポートに注力しています。
CDO 杉下奈々子氏の経歴
杉下氏は1991年、東京都世田谷区に生まれました。東京理科大学を卒業し、2級建築士として三井ホーム株式会社に入社。富裕層向けの住宅販売とマネジメントを経験する中で、より投資に特化したスキルを得るためEZOに入社しました。彼女の得意分野は、物件の価値を高めるためのファサードやインテリアの提案です。
新たな役割分担
野原氏は主にピープルマネジメントや海外戦略を担当し、杉下氏はセールスイネーブルメントや企画開発を担当します。二人の共同作業によって、EZOの不動産コンサルティング事業はさらに強化される見込みです。
目指すビジョン
EZOは「予想外でまだ見ぬ景色を」というミッションを掲げ、事業成長を支えるための強固なガバナンスと経営体制を構築する方針です。異業種からの転職者による新たなアプローチが、今後の不動産業界にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。
まとめ
新たに加わったCSOとCDOがEZO CONSULTING GROUPの成長をどのように引っ張っていくのか、今後の展開が楽しみです。育成を重視した新たな体制が、富裕層向け不動産コンサルティングの領域に新風を吹き込むことが期待されます。