広島の平和を探る
2025-07-02 12:05:58

平和創りの旅:広島で被爆の記憶を紡ぐテレビ企画

2023年、広島では被爆80年という重要な節目を迎え、広島ホームテレビが新たな企画を始動させました。その名も「平和を創る7ピース」。このプロジェクトは、広島の若きTV MCやパートナーたちが、地域の記憶をどのように伝えていくのかを探求するもので、2025年の原爆の日に向けて、数々の感動的な体験が取り上げられます。

企画の中心には、小嶋沙耶香さん、吉弘翔さん、野村舞さんをはじめとするMCたちがいます。彼らは広島を訪れ、様々な方々から平和の重要性を学び、その瞬間を写真として切り取っていく過程を放送します。各々が自身のスタイルで「平和」を感じ、伝える方法を模索していく様子は、視聴者にとっても大きな刺激となるでしょう。

放送は2025年6月から8月にかけて予定されていますが、早くもその内容が注目を集めています。7月には、吉弘翔さんが広島の小学校で平和学習を体験し、実際の教育現場がどのように平和について教えているか取材。小嶋沙耶香さんは93歳の被爆者に密着し、彼女自身がなぜ伝承者として活動するのかを深堀します。

また、塚本恋乃葉さんは英語を駆使して外国人観光客に平和を伝える小学生として活動しており、彼女の言葉からも多くの感動が生まれることでしょう。安部友裕さんと中田廉さんは、最新のAI技術を使って平和の記憶をどのように次世代に伝えるかを模索し、技術と人間の心が交差する瞬間をドキュメンタリー形式で描きます。

さらに、うえむらちかさんは自身の被爆の経験を元に、どうやってその悲しみを語り継ぐかに挑戦しています。そして、気象予報士の中本栞菜さんは、被爆後に咲いたカンナの花を取り上げ、復興の象徴としての役割や、広島の未来をどう考えているかを取材します。これらのエピソードは、どれも視聴者の心に深く響くことでしょう。

特に印象的なのは、6月26日に放送された野村舞さんが取材した被爆ピアノのエピソードです。彼女は、調律師である男性と共に、このピアノが持つ「音色」を通じて平和について考え、歌い上げる様子をお届けしました。このような企画を通じて、多くの人々が「平和」というテーマを身近に感じ、自らの行動に繋げていくことが期待されます。

広島ホームテレビの「平和を創る7ピース」は、ただのドキュメンタリー番組ではなく、平和学習の場としても機能し、視聴者に参加を促す新しい試みです。今後の展開にぜひ注目してみてください。


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