動物介在療法に関するオンラインセミナーの魅力
2025年12月21日、社会福祉法人日本介助犬協会が主催する「Dog Intervention®犬による介入」に特化したオンラインセミナーが開催されます。このセミナーは、医療・福祉・子どもに関わる専門職の方々に向けて、動物介在療法の重要性を伝え、具体的な実施方法や成果を学ぶ貴重な機会となります。
DI犬®の役割と活動について
社会福祉法人日本介助犬協会は、動物介在活動の一環としてDI犬®(Dog Intervention犬)を活用し、病院訪問や特定患者へのサポートを行っています。DI犬は、新たな形の医療介入として、医療従事者との連携を通じて患者さんの心身の療養に貢献しています。
この活動は、虐待や性被害を受けた子どもたちへの付添犬の派遣を含む、広範な取り組みであり、多くの医療機関で導入されています。最近では動物介在療法への関心が高まっており、多くの医療従事者からの問い合わせが増えています。
セミナー開催の背景
動物介在療法の普及に伴い、犬の適性や医療従事者の役割がより重要視されています。そこで、セミナーでは「医療従事者の見識の重要性」と「適性のある犬の介入」の必要性について掘り下げていきます。
セミナーの詳細
開催概要
- - 日付: 2025年12月21日(日)
- - 時間: 10:00~16:30(アーカイブ配信あり)
- - 対象: 医療・福祉・子どもに関わる専門職(定員あり)
- - 費用: 2,000円
- - 実施方法: Zoomアプリを用いたオンライン講義
申込方法
参加希望者は、
こちらのURLから必要事項を記入し、申し込みを行ってください。質問がある方は、社会福祉法人日本介助犬協会の電話045-476-9005またはメール
[email protected]までお問い合わせください。
プログラム内容
午前セッション(10:00~12:30)
- - Dog Intervention, 動物介在療法とは
- 講師: 高柳友子(日本介助犬協会 理事長・医師)
- 講師: 水上言(日本介助犬協会 ゼネラルマネージャー)
- 講師: 吉田文(作業療法士)、田中和樹(作業療法士)
午後セッション(13:15~16:30)
- 講師: 兒島良恵(ハンドラー・看護師)、溝部怜(ハンドラー・看護師)
- 講師: 村田夏子(ファシリティドッグ研究員)
- 講師: 丸山洋子(医師)、山本真理子(医師)、岩永昇三(川崎市児童相談所職員)、岩間洋子(川崎市児童相談所職員)
このセミナーは、各現場のスタッフから直接活動の実績や成果、そこでの苦労を学ぶ貴重なチャンスです。医療・福祉・子どもに関わる多くの専門家が参加し、動物介在療法について深く理解を得ることが求められています。
社会福祉法人日本介助犬協会について
日本介助犬協会は、愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点を置き、全国で介助犬の普及活動を行っています。個性を生かした犬たちの活動を通じて、人と犬の架け橋として「Dog Intervention®」の取り組みや、発達障がいや知的障がいを有する方への犬の譲渡を目指した「With Youプロジェクト」などを展開しています。これらの活動を通じて、さらなる社会貢献を目指しています。