通関業務の料金改定について
1. 概要
2026年7月1日より、三井倉庫株式会社が通関業務の各種料金を改定すると発表しました。この変更は、国際物流業界の変化を受けたもので、適切な通関品質を維持するためのコスト増加が背景にあります。特に、深刻な労働力不足や、コンプライアンスの強化が必要な状況が影響を及ぼしています。
2. 改定の背景
近年、国際物流の環境は大きく変化しており、以下の要因が主な悪影響を及ぼしています。
- - 労働力不足:物流業界全体が人手不足に悩んでおり、これが人件費の上昇を引き起こしています。
- - セキュリティ管理の強化:AEO制度に準じたセキュリティ管理体制が求められ、システム費用が増加しています。
- - 輸出入手続の複雑化:国際情勢の不安定さにより、他法令への対応が必要となり、業務が複雑化しています。
このような背景から、これまで定められていた通関料金の上限金額を維持することが困難となり、今後のサービス提供に影響が出ることが懸念されています。
3. 料金改定の詳細
通関業務の料金改定は以下の通りです。
- - 改定日:2026年7月1日受託分から適用
- - 対象:各種通関申告や保税関連申請の基本料金(少額貨物の簡易通関も含む)
- - 改定内容:現在の料金に対し、平均約25%の増額
新料金についての具体的な詳細は、当社の営業担当者にお問い合わせください。これにより、今後も高品質な通関・国際物流サービスの提供が可能になることを目指しています。
4. 今後の方針
三井倉庫は「社会を止めない。進化をつなぐ。」という企業の使命のもと、サプライチェーンの最適化を目指し続けます。お客様のグローバル事業の持続的な発展に向けて、料金改定を踏まえてのさらなるサービス向上にも注力していく所存です。
今後も、変化する市場ニーズに対応し、安定したサービスを提供できるよう、努力を続けてまいります。お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
5. 最後に
通関業務は国際物流の中心的な役割を果たしており、企業のビジネス活動において重要です。料金改定の目的は、お客様にとっても負担が増すことがないよう、サービスの質を維持・向上させることです。今後とも三井倉庫をよろしくお願いいたします。