愛媛県新居浜市で水樹奈々が語る地域の魅力と「えひめさんさん物語」

愛媛県の魅力発信イベント「えひめさんさん物語」

2023年の春、愛媛県新居浜市で開催された「えひめさんさん物語制作発表会」には、地域振興の新たな試みが詰まっていました。このイベントでは、愛媛県知事の中村時広氏が登壇し、地域の特徴やイベントの目的を詳しく説明しました。彼は、東予東部地域の産業の強みを活かしつつ、愛媛ならではの文化を全国へ知らせていく重要性を強調しました。

中村知事が語る開催の意義

中村知事は「えひめさんさん物語」の名称の由来や、各都道府県の魅力を新たに発見してもらうことを願っていると語ります。「地域の魅力を感じてもらうことで、愛媛県へ足を運ぶ人が増えることを期待しています」と、その意欲を表明しました。この取り組みが、地域の人々に愛媛の良さを再認識させる一助となることを目指しているそうです。

総合プロデューサーによるプロジェクト紹介

次に、総合プロデューサーの澤田裕二氏が登壇しました。彼は、イベントが「産業」と「自然」をテーマに、アーティストとのコラボレーションにより新たな形に引き出すことを説明しました。具体的には、工場を利用したアート制作や自然を体感できるアクティビティを通じて、愛媛の魅力を発信する予定です。

石丸幹二が東予東部の魅力を公開

俳優でアーティストの石丸幹二氏がVTRで登場し、東予東部圏域の魅力を伝える内容に触れました。彼は新居浜市の東平地区を背景にしたコンサート「天空の音楽祭」の開催を発表し、地域の自然美や歴史的な背景にスポットを当てました。「この美しい場所が新居浜市で開催されることを嬉しく思います」と語り、観光の重要性を強調しました。

水樹奈々が故郷を語る

続いて、新居浜市出身の水樹奈々さんが登場し、幼少期の思い出を語りました。彼女は「愛媛県は私の原点です。地元に帰ると幼い頃の気持ちに戻ることができる魅力的な場所」と語り、その魅力を熱心に紹介しました。水樹奈々さんは「えひめさんさん物語」の応援隊長に就任し、その任務の一環としてご当地クイズに挑戦しました。

応援隊長としての初仕事

イベントでは、彼女が応援隊長としての役割を全うするシーンが印象的でした。苦手だった幼少期もありながら、マイクを持つと別人のようになる姿が多くの観客の共感を呼びました。「このイベントを通じて多くの人に愛媛を訪れてほしい」と強調し、参加者の盛り上げに貢献しました。

イベントの詳細

「えひめさんさん物語」は、2019年4月20日から11月24日まで、愛媛県新居浜市、西条市、四国中央市を中心に、6つの異なる物語をテーマとしたプログラムを展開します。各地域の自然や歴史、産業を結びつけ、参加者が地域の魅力を肌で感じることができる内容となっています。

このように、「えひめさんさん物語」は、地域を盛り上げるきっかけとなることを目指しており、その成功が期待されています。水樹奈々さんの親しみやすいトークとともに、愛媛県の魅力が全国に発信されていくことでしょう。