新サービス『API-Bridge』
2021-10-12 09:50:02
COBOLやRPGのレガシーを活かす新サービス『API-Bridge』が登場
レガシーシステムの価値を再認識する『API-Bridge』
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の中で、レガシーシステムを有効活用することに対するニーズが急速に高まっています。具体的には、COBOLやRPGで開発された古いシステムを現代のクラウド技術と結びつける動きが見られます。その流れを受け、オムニサイエンスが新たに提供を開始した『API-Bridge』は、これまでのレガシーIT資産を生かしつつ、最新の技術環境へのスムーズな移行を目指す製品です。
背景にあるDXの重要性
多くの企業は、完全に旧システムを廃止するのではなく、安定性や資産の継承を重視しながら最新技術を取り入れようとしているのです。このような「Legacy with DX」のコンセプトは、企業にとっての経済的な利益を最大化し、効率的な業務運営を可能にします。しかし、レガシーシステムと新技術の統合は、技術者不足や技術的な障壁によって難しい状況にあり、2万社以上の企業がその課題に直面しています。
API-Bridgeの提供するソリューション
『API-Bridge』は、レガシーシステムと最新のSaaSやWebサービスを効率的に連携させるための仕組みです。この製品では、COBOLやRPGで開発されたプログラム資産を簡単にRESTful APIとリアルタイムに接続できるように設計されています。これにより、さまざまな業務システムの連携がスムーズに行え、企業は素早くDXを進めることが可能になります。
多様な機能と利点
この製品の最大の特徴は、API連携の2つのパターンに対応している点です。1つは、COBOL・RPG資産をAPIとして公開する機能で、企業はフロントエンド開発に集中できるようになります。もう1つは、COBOL・RPGから外部APIを呼び出す機能で、これにより、基幹システムからのデータ更新や通知が容易に行えるようになります。これらの機能は、技術者にとって的確で簡単に扱えるインターフェースを提供し、作業の効率化を図ります。
価格と提供開始
『API-Bridge』は月額3万円から利用可能で、LinuxやIBM i(AS/400)の環境で動作します。また、クラウドおよびオンプレミス両方の環境に対応しています。この製品は、2023年10月13日から利用可能になります。企業向けとして開催される『DXチャレンジ 2021』では、特別な提供も行われる予定です。
結論
オムニサイエンスの『API-Bridge』は、レガシーシステムを活かしながら最新の技術と組み合わせることで、企業に新たな価値を提供します。『レガテック』としての進展を通じて、今後もDXの波がさらに高まっていくことが期待されます。これまでのシステム資産を最大限に活用するために、ぜひ『API-Bridge』の導入を検討してみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社MONO-X
- 住所
- 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー17階
- 電話番号
-
03-3527-3291