菅原一剛写真展
2025-04-11 10:51:25

菅原一剛写真展「BROOM to BLOOM」が弘前さくらまつりに登場!

菅原一剛写真展「BROOM to BLOOM」開催



青森県弘前市で、春の風物詩「弘前さくらまつり」に合わせて、菅原一剛の写真展「BROOM to BLOOM」が開かれます。この展示は、旧第五十九銀行本店本館という重要文化財で行われ、期間は2025年4月18日から5月5日まで。営業時間は午前9時30分から午後6時までで、火曜日は休館日となります。

菅原一剛は、リサイクル業界の大手である株式会社青南商事と共に、廃棄物の美しさに注目してきた写真家です。彼は、青森県弘前市に拠点を構え、20年以上にわたり廃棄物の現場を撮影してきました。特にリサイクル率が高い「鉄」に焦点を当て、適切に処理された鉄塊の美しさを追求してきました。

この展示では、1億5000万画素の高性能なカメラを使用し、鉄の「再生」をテーマにした8点の大型作品が展示されます。それぞれの作品は、解体後に再生された鉄の形状を捉え、リサイクルの新しい可能性を感じさせるものとなっています。特に、立体感とその存在感を引き立てる印刷技術が用いられ、観覧者を引き込む美しい表現が実現されました。

昨年、ソウルで行われた写真展「DUST MY BROOM2」で先行公開された作品達は、その造形美と質感から多くの反響を呼びました。この度、地元弘前で開催することで、もっと多くの人にその魅力を伝えたいという菅原の願いが込められています。

写真展の開催概要


  • - 会期 : 2025年4月18日(金)〜5月5日(月)
  • - 場所 : 旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)
  • - 入館料 : 高校生以上200円、小・中学生100円(団体割引あり)
  • - 主催 : 菅原一剛写真展実行委員会

また、本展示に合わせて、廃棄物をテーマにした写真集「DUST MY BROOM2」も販売されています。この書籍には、菅原が撮影した廃棄物の写真が収録されており、その中から選りすぐりの96点が掲載されています。会期中には会場内でもご覧いただけますので、併せてお楽しみ下さい。

菅原一剛の思い


菅原は、「日本には文化や生活の中に再生の概念が深く根付いている」と語ります。彼にとって、リサイクルは“処理”ではなく“生み出す”作業であり、それこそが新しいリサイクルの形だと信じています。写真を通じて、その瞬間の美しさを捉え、再生することの可能性を示したいという深い思いがあります。

会場の魅力


旧第五十九銀行本店本館は、弘前さくらまつりが開催される弘前城公園に近く、その洋風建築は観覧者を魅了します。太宰治の生家を手掛けた堀江佐吉による設計で、重厚感あふれる内装が特徴的です。菅原の作品とこの建物が見事に調和し、特別な鑑賞体験を提供します。

桜が満開の季節に、ぜひ菅原一剛の作品を見に、弘前を訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社ブルー
住所
東京都目黒区碑文谷5-2-5T&Aビル5F
電話番号
080-3173-5049

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