メタバース技術で防災対策を革新!Meta Heroesが防災フォーラムを開催
2024年11月5日、大阪府大阪市浪速区のなんばパークスeスタジアムなんば本店にて、株式会社Meta Heroes主催の特別企画「防災フォーラム」が開催されました。本フォーラムは「世界津波の日」に合わせ、防災意識の向上とメタバース技術を活用した防災対策の推進を目的として開催され、大学生や防災・地域課題に取り組む企業家など約50名が参加しました。
フォーラムの内容
フォーラムでは、地震学・減災科学の専門家である金田義行氏による日本の地震状況や防災教育に関する講演、災害発生後の資源不足問題や共助の重要性に関する谷口真人氏(リモート登壇)の講演が行われました。さらに、令和5年度の日本商工会議所青年部会長を務めた木村麻子氏をファシリテーターに迎え、Meta Heroes代表取締役の松石和俊氏も加わった4名によるパネルディスカッションでは、メタバースやAIなどの最新技術を活用した防災対策について活発な意見交換が行われました。
特に注目を集めたのは、メタバースを活用した防災訓練や災害対策システム開発の可能性についてでした。参加者は、仮想空間での防災訓練が現実的な訓練の代替案となり得る点や、AIを活用した災害予測・被害軽減システムの有効性について関心を寄せました。ディスカッションでは、来年度以降のプロジェクト計画についても触れられ、参加者からは大きな期待が寄せられました。
Meta Heroesの取り組み
Meta Heroesは、メタバース(XR)やAIを活用した社会課題解決を目指す企業です。Unreal Engine、Roblox Studio、Minecraftなどを活用した制作事業、AI開発、リスキリング教育事業などを展開しています。地方創生3.0というコンセプトのもと、リアルとメタバースを組み合わせた地域課題解決に取り組んでおり、大阪なんばには子どもから大人までメタバースやAI、DXを学べる教育施設「Hero Egg」も運営しています。
今回の防災フォーラムは、Meta Heroesの社会貢献活動の一環として開催されました。同社は、防災メタバースの開発やAIを活用した社会課題解決、DX教育事業を通して、教育、医療、防災、環境問題など幅広い分野での社会貢献を目指しています。
フォーラムの成果と今後の展望
フォーラムは、参加者にとって防災対策に対する意識を高め、メタバース技術の可能性を探る貴重な機会となりました。講演やディスカッションを通して、防災に関する知識を深めるとともに、最新技術を活用した新たな防災対策への期待が膨らみました。
Meta Heroesは、今後も防災の専門家と協力し、メタバースを活用した防災訓練や災害対策システムの開発を継続していきます。地域社会の安全・安心を守るための技術開発と普及に貢献していくと同時に、次世代を担う人材育成にも力を入れていく姿勢を示しました。フォーラム終了後には交流会も開催され、参加者同士のネットワーク形成も促進されました。
まとめ
Meta Heroesが開催した「防災フォーラム」は、メタバース技術と防災対策の融合という新たな可能性を示す、意義深いイベントとなりました。専門家による講演、活発な議論、そして参加者同士の交流を通して、防災意識の向上と未来の防災対策への展望が開かれました。今後のMeta Heroesによる具体的な取り組みにも注目が集まります。