BtoB EC・BtoB SaaS企業の決済実態
株式会社ラクーンフィナンシャルは、BtoB ECおよびBtoB SaaS企業における決済手段の実態を調査しました。この調査は、企業間決済が多様化する中での本質を明らかにすることを目的としています。
調査背景
近年、BtoB ECおよびSaaSの市場は急成長していますが、決済手段や外部決済サービスの利用状況は依然として不明確な部分が存在します。企業側のニーズをより良く理解し、サービス向上に役立てるために、経営層や営業責任者に焦点を当て調査を実施しました。
調査概要
調査には1,003名のBtoB ECやSaaS企業の回答者が参加し、決済手段の使用比率や外部サービスの利用状況について尋ねました。この調査は2026年3月にオンラインで実施され、幅広い視点からのデータを収集しています。
主な調査結果
自社製品を販売する企業が過半数
調査によると、自社製品を販売するBtoB ECサイトを運営している企業は50.2%に達し、SaaS・クラウドサービスの提供や他社製品の販売も含め、多様なビジネスモデルがあることが分かりました。主な取引先は「中堅企業」が多く、これは中小企業とも均衡した割合を見せています。
決済手段の内訳
決済手段の実態では、掛け払いを利用している企業が多く見られ、売上に占める割合も複数の選択肢が挙がりました。管理方法としては、自社管理と外部サービスを併用する企業がほぼ均等であり、外部サービスに任せることで業務負担の軽減を図る動きが見られました。
課題と重視される要素
決済手段選定の際には、決済手数料の低さや未回収リスクの回避が重視されることが確認されましたが、実務上は入金照合や督促業務などの複雑な課題が浮き彫りになりました。
なお、これらの課題解決のために、企業は外部の信用情報機関に依存し、与信審査の精度向上やデジタル化を通して業務効率化を進めています。
今後の取り組み
多くの企業が決済業務のデジタル化やシステム連携強化を図り、決済代行サービスの導入を考えていることから、今後の動向に注目が集まります。これにより、決済の透明性や効率が向上することが期待され、それが企業の成長にも寄与することでしょう。
まとめ
BtoB ECおよびBtoB SaaS企業の決済業務は、コスト重視からシステム連携を強化し、未回収リスクを回避する流れにシフトしていることが見て取れます。導入企業数No.1の「Paid」などのサービスを活用することで、企業は業務負担を軽減し、本来のコアビジネスに集中できるようになると考えられます。
参照