米国株式24時間取引推進協議会への参加
株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドは、米国株取引の24時間化を目指す「米国株式24時間取引推進協議会」(ETIC24)の運営委員に選任されました。この協議会は、国内外の証券会社や取引所、金融ベンダーなどが参画し、2026年から施行されることが予定されている米国株式の24時間取引制度の導入をスムーズに進めるための情報共有を目的としています。
24時間取引制度の意義
米国株式の24時間取引制度の導入は、投資家にとって大きな利便性をもたらすことが期待されています。これにより、世界中の投資家がアジア時間帯でも米国株に関わる投資判断をリアルタイムで行うことができ、取引機会が広がります。しかし、その実現には様々な障壁が存在し、これらを克服するための取り組みが必要です。
課題と取り組み
ETIC24は、米国株の24時間取引を円滑に推進するための課題とその解決策を模索しています。具体的には、以下のような問題が挙げられています。
- - ノンストップシステムの構築: 株取引が途切れないようなシステム整備が求められます。
- - リアルタイム情報の配信: アジア時間帯での株価や、投資判断に資する情報の迅速な配信が重要です。
- - コーポレートアクション情報の取得: 企業の重要なイベント(配当、株式分割等)を確実に入手する必要があります。
これらの課題に対処することで、国内の証券会社は米国株取引をスムーズに展開できるようになります。
ミンカブの役割
ミンカブ・ジ・インフォノイドは、過去の米国株データ提供の実績を活かし、ETIC24での活動を通じて、日本国内における米国株24時間取引の普及を推進します。多くの金融関連データを基に、投資家にとって有益な情報を提供しつつ、国内の証券会社と連携し、24時間取引に向けた準備を整えていきます。
会社概要
ミンカブ・ジ・インフォノイドは、メディア事業とソリューション事業の2つの柱を持ち、成長を続けています。メディア事業では、月間利用者数が1億人を超えるプラットフォームを運営しており、ソリューション事業では400社以上の顧客に向けた価値の高いサービスを提供しています。
さらに、子会社のミンカブソリューションサービシーズでは、国内最大級の株式情報メディア「Kabutan」を運営し、投資家の資産形成にも寄与しています。今後も、米国株取引の24時間化を支えるために適切な情報提供やサービス開発に尽力していく所存です。
結論
米国株式の24時間取引体制を支えるためには、多くの企業と協力し、課題解決に取り組むことが欠かせません。ミンカブ・ジ・インフォノイドは、ETIC24の一員として、その実現に向けた挑戦を続けていきます。これにより、投資家にとってより良い取引環境を整えていくことが期待されています。