新しいスキー・スノーボード求人サービス「SCoach」
最近、スキーとスノーボードの指導者を結ぶ新しい求人サイト「SCoach(スコーチ)」が登場しました。このサービスは、インストラクターが短時間でレッスンを行えるスキマバイト形式で、求人を出すことができる画期的なものです。
スキマバイトのメリット
「SCoach」は、スキー・スノーボードスクールが必要とするインストラクターを、レッスン単位でスムーズに募集できます。これにより、スクールは突然のインストラクター不足にも迅速に対応可能です。
多くのスクールが抱える問題、必要な時に必要な人数のインストラクターを確保する難しさが、このサービスによって解決されます。掲載する求人は無料で、成果報酬型課金のため、コストを抑えながら人材を得ることができます。
簡便な利用方法
利用者は、オンライン上で資格や指導実績を確認したり、雇用契約を結んだりすることができます。特筆すべきは、面接プロセスが不要な点。インストラクターはQRコードを提示するだけで出退勤を管理できるため、手間を大幅に削減できます。給与計算や振込もセブン銀行との連携により、スムーズに行えます。
また、インストラクターは週末などのスキマ時間を利用して仕事をすることができ、業務終了後にはコンビニで給与を引き出すことも可能です。自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現します。
インストラクター不足の深刻な現状
現在、日本にはスキー・スノーボードの指導者資格を認定する団体が多数存在します。特に公益財団法人全日本スキー連盟に登録されている有資格者は約5万人に上ります。近年のスキー・スノーボード人口はピークの1998年から約3分の1に減少したものの、アウトドアブームやインストラクターの高齢化が進む中、修学旅行やインバウンド向けのレッスンを担うインストラクターが不足しているのが実情です。
「SCoach」は、資格を持ったスキーやスノーボード愛好者が副業として参加しやすい仕組みを提供します。このサービスは、スキーやスノーボードの楽しさを広め、資格取得を目指すインストラクターが増加するきっかけともなり、将来的には指導者を支える環境が整うことが期待されます。
今後の展望
現在、「SCoach」へのインストラクター登録は誰でも可能ですが、公益財団法人長野県スキー連盟や公益財団法人神奈川県スキー連盟との協力を通じて、情報の共有や連携を強化していく予定です。2020年12月21日からインストラクター登録が開始され、2021年1月13日にはサービスが正式にスタートします。
運営は株式会社インプレイと株式会社グレフが共同で行い、インプレイがサービスを提供、グレフがシステム面を担っています。今後、「SCoach」を通じてより多くのインストラクターがスキー・スノーボードレッスンに参加できるような体制が整うことが期待されています。
お問い合わせ
スキー・スノーボードレッスンに関する求人サイト「SCoach」は
こちらからアクセスできます。興味がある方はぜひご覧ください。