クラウドサービス向け新たな支援
東京都渋谷区に本社を構える株式会社アシュアード(代表取締役社長:大森 厚志)は、セキュリティ評価プラットフォーム「Assured」を通じて、クラウドサービス事業者に向けた有償サポートの提供を開始した。この取り組みは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴うクラウド活用の増加に応じ、セキュリティ対策を強化するために行われるものだ。
DXの進展とセキュリティの必要性
世界中でDXが進む中、企業のクラウドサービスに対する活用はますます一般的になっている。一方で、クラウド利用の増加と共にセキュリティ脅威も急増しており、企業にとって安全なクラウド活用のためのセキュリティ評価が欠かせない。ですが、安心・安全なクラウド利用のための具体的な評価手法がまだ整備されていない現状もある。そんな中、Assuredはクラウドサービスのリスク評価情報を集約したプラットフォームとして、利用企業向けにサービスを展開してきた。
新しい有償サポートの開始
「Assured」は、クラウドサービス事業者向けにもそのプラットフォームを活用し、セキュリティ向上に貢献すべく、有償サポートを開始。このサポートの一環として、さっそく「共有レポート」と「AI回答サポート」機能が提供される。これにより、事業者はセキュリティチェックの手間を大幅に削減し、迅速に高品質なセキュリティ情報を得ることができる。
共有レポート
共有レポート機能は、特許を取得した独自の機能で、Assuredに登録されたセキュリティ情報を利用し、他の企業にも簡単にレポートを提供できる。この機能により、セキュリティチェック業務の効率が大幅に改善されるだろう。
AI回答サポート
もう一つの新機能、AI回答サポートは、ユーザー企業の独自調査フォーマットに基づいてAIが回答をサポートするもの。これも特許を取得しており、Assuredに登録された情報を基に、必要な回答を迅速に提供する。これにより、利用事業者は短時間でより高品質な情報を得ることができるという。
利用者の声
実際にこの機能を利用する企業、セーフィー株式会社の阪井翔太副部長は、「AI回答サポートのスピードと、複数質問の同時対応が魅力的。さらに、根拠情報の確認ができることもありがたい」と語っている。また、共有レポートによってセキュリティチェックの工数を5〜10分に削減できたとも話しており、効率が大幅に向上したことが明らかになった。
結論
今後、Assuredはクラウドサービス事業者に必要なセキュリティ対策を講じるためのサービスを継続的に提供していく予定だ。また、プラットフォームは企業が自社のセキュリティ状況を把握し、正しい改善策を導出するためのツールとしても機能していく。Assuredは、クラウドサービスのセキュリティ向上に寄与するための新しい可能性を切り拓く存在となるだろう。「Assured」は、デジタル社会における安全なクラウド利用のための最前線を支えている。
会社情報
詳しい情報については、公式サイト
Assured または
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