新たなデジタルアイデンティティ基盤の構築
THXLAB株式会社が、株式会社サステナブルパビリオン2025との提携を通じて、画期的なデジタルアイデンティティ基盤「Mirrored Body®」のプロジェクトに取り組む姿勢を表明しました。このプロジェクトは、2025年に開催される大阪・関西万博の一環として進められ、THXLABのWeb3aaSプラットフォームTHXNET.を利用してデジタルとフィジカルの両方の世界をつなぐ新しいアイデンティティの形を提供します。
「Mirrored Body®」とは何か
サステナブルパビリオン2025が開発する「Mirrored Body®」は、デジタルヒューマン型のID基盤で、次世代のアイデンティティ・プラットフォームを目指しています。このプロジェクトは、デジタル環境において、個人情報やデジタルアイデンティティを安全に管理し、ユーザー自身がそのデータを制御できるようデザインされています。「Mirrored Body®」は、大阪・関西万博での各種体験やサービスに活用される予定で、50万人以上のユーザーが利用すると考えられています。
THXNET.の提供する技術
THXLABが開発するTHXNET.は、企業がWeb3環境に簡単に移行できるよう、学習不要のAPI群と多様な技術をワンストップで提供します。これにより、Layer 1のブロックチェーン「Mirrored Body Chain」をわずか24時間で立ち上げることができ、驚異的なスピードでデジタルアイデンティティ基盤を構築することが証明されました。ユーザーアカウントとIDウォレットの統合により、シームレスなWeb3体験を実現し、安全かつスムーズな利用が可能になります。
さらに、このシステムは高いセキュリティを兼ね備えており、ユーザーの個人情報やデジタルアイデンティティを安全に管理することができます。ハードウェアウォレットやマイナンバー認証にも対応しており、セキュリティ面でも信頼性の高い基盤を提供します。
コメント
THXLABの代表取締役CEO近藤浩太郎氏は、今回の取り組みについて「Web3時代における新しい社会基盤を構築する一環で、『Mirrored Body®』との共創は非常に意義のあるものです。今後、多くの人々が安全で便利なデジタル体験を享受できる未来を実現します。」とコメントしています。
一方、サステナブルパビリオン2025の代表取締役木村匡孝氏は、「『Mirrored Body®』はデジタルヒューマンネットワークの未来を描くプロジェクトです。THXNET.との連携を通じて、より安全で信頼性の高い基盤を目指します。」と期待を寄せています。
これからの展望
この取り組みを通じて、THXLABとサステナブルパビリオン2025は、共に新しいサービスの創出や共同事業開発を進めていく予定です。Web3技術の社会実装を加速し、より持続可能なデジタル社会を実現するための新しいインフラを築くことを目指します。私たちは、この革新的なプロジェクトの進展を見守りながら、デジタル社会の未来を共に築いていくことを楽しみにしています。