安城市、おいくらと提携
2025-09-29 13:26:32

愛知県安城市とマーケットエンタープライズがリユース事業で連携開始

環境配慮がすすむ安城市の取り組み



愛知県安城市は、新たに株式会社マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」との連携を発表しました。これは、地域社会の課題解決を目指すリユース事業に関する協定を結んだもので、2025年9月29日(月)から本格的に始動します。この取り組みでは、不要品を適切に再利用する仕組みを構築し、廃棄物の削減と循環型社会の形成に寄与することを目指します。

取り組みの背景



安城市は、これまでもリユース促進のための入札販売事業などに取り組んできましたが、廃棄物処理費用の増加が問題視されていました。その中で、多くのリユース可能な品々が廃棄されている現状が明らかになり、新たな施策の必要性が強く感じられていました。一方で、マーケットエンタープライズは、持続可能な社会を実現することを目指し、官民連携での活動を展開しています。この両者のニーズが重なった結果、「おいくら」を活用した新たなリユース事業が生まれました。

「おいくら」とは



「おいくら」は、国内の多数のリユースショップと連携した査定サービスのプラットフォームです。ユーザーは自身の不要品を簡単に査定依頼でき、複数の店舗から買取価格を比較できる利便性が特長です。これまでに155万人以上の利用者を抱えており、使い勝手の良いサービスとして好評です。

安城市における課題と解決策



安城市では、粗大ごみの回収は原則として市民自身が自宅から運び出す必要があり、市民からは「自宅まで来てほしい」という要望も多く寄せられていました。「おいくら」では希望に応じて自宅までの出張買取が可能なため、特に大型商品でも手軽に売却できる手段を提供します。さらに、家電リサイクル法に基づく対象製品の場合でも、まだ使用可能であれば買取の対象となる場合があります。この仕組みを通して迅速な不要品の売却が実現され、市民にとっても簡便な選択肢が増えることとなります。

今後の展望



2025年9月29日(月)からは、安城市の公式ウェブサイト上で「おいくら」の情報が掲載され、市民は直接不要品の査定申し込みができるようになります。この新たな協力関係により、二次流通の活性化が期待され、自治体の廃棄物処理量の減少にも寄与すると見込まれています。また、市民がリユースを選択する認知が広がることで、廃棄に代わる持続可能な選択肢が増えていくことでしょう。これにより、リユースに対する意識の変化や循環型社会形成の促進が進んでいくことが期待されます。

愛知県安城市とマーケットエンタープライズの未来



安城市は、農業と工業、商業がバランスよく発展してきた歴史的背景を持つ都市です。今後、世代を超えたリユースの文化が根付き、持続可能な社会の形成が進むことが強く期待されます。マーケットエンタープライズはこれまでの経験を生かし、安城市との連携を通じてさらなる成長と社会貢献を目指しています。地域社会における新しい価値の創出へ、今後も力強く取り組んでいくでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

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