健康経営の新たな一歩を踏み出す「組織健康診断」サービス開始

健康経営を支える新サービス「組織健康診断」

このたび、株式会社イー・エス・アイとグッドマネジメント総合研究所が共同開発した『組織健康診断』が2023年7月1日からサービスとして提供されることが発表されました。このサービスは、企業における健康経営の重要性が高まる中、従業員の健康状態を細かく把握し、改善へと導くための新しい取り組みです。

健康経営の現状と課題

最近の調査によると、約70％の健康経営優良法人が自社の健康経営戦略に自信が無いと回答しています。このことから分かるように、健康経営の実施率はまだまだ低く、多くの企業が実施に苦しむ中、従業員の健康観やニーズにしっかりと対応できる構造づくりが求められています。企業が長期的な健康問題に適切にアプローチすることが、健康経営の成功への鍵となります。

組織健康診断の特徴

『組織健康診断』では、無記名のオンラインアンケートを通じて173問に回答することで、従業員の健康指数を6つのカテゴリから詳細に測定します。身体的健康、精神的健康、生活習慣、食習慣、睡眠、疾病対策など、従業員の健康状態を多角的にチェックし、さらには所属企業に対するエンゲージメントも評価する仕組みを採用しています。これにより、企業はどの健康要因がエンゲージメントに影響を与えているかを具体的に分析することが可能となります。

ホンネを読取る

特筆すべきは、無記名性を重視することで、従業員が抱えるデリケートな問題についても率直に意見を述べることができる点です。これにより、企業は表面上では見えにくい課題を把握し、組織改革に役立てる貴重なデータを得られます。

健康経営戦略の策定

「組織健康診断」は、得られたデータを基に企業の健康経営戦略を立てるための基盤となります。従業員の健康状態とエンゲージメントの関連性を把握することで、無意識にエンゲージメントが低下する原因を特定し、具体的な改善策をスムーズに検討することができるのです。また、プロの意見を取り入れた健康経営戦略書も提供されるため、企業は一段上の健康経営を実現できます。