株式会社MAKOTO Primeが議事録アプリをリリース
株式会社MAKOTO Primeは、宮城県仙台市に本社を置く企業で、生成AIツール群『カルクワークス』のスマートフォン用議事録アプリをリリースしました。この新しいアプリにより、従来はWebブラウザを通じて行っていた議事録作成のための録音データアップロードから生成、さらにレポートの送信までがアプリ内でシームレスに実行できるようになりました。
アプリ版開発の背景
カルクワークスの議事録AIは、高精度な議事録を自動生成する能力で多くの企業に利用されています。これまでのWeb版では録音とアップロードが手間となり、特に営業現場や外出先での利用が難しいという課題がありました。そこで、MAKOTO Primeは、スマートフォン上で手軽に録音から議事録生成までを行えるアプリを開発しました。
このアプリは、会議室外での業務を行う営業担当者や現場スタッフにとって、大きな利便性を提供します。ユーザーはアプリを使って議事録を迅速に作成し、レポートを円滑に共有できる環境が整備されています。
アプリの特長
1. 録音から送信までの自動化
アプリ内では、録音開始ボタンを押すだけで、音声データが自動的にクラウドに保存され、AIによる文字起こし、要約、レポート生成が瞬時に行われます。これにより、手間をかけずに高品質な議事録が得られます。
2. レポートの自動送信・共有設定
作成した議事録やレポートは、管理者やチームメンバー、指定したユーザーに自動で送信できます。この機能により、メール送付先の管理や送信可否も管理者によってコントロール可能です。
3. フォーマット機能によるカスタマイズ
アプリには様々なフォーマットが事前に設定されており、「商談レポート」や「顧客ヒアリング報告」、「議事録要約」、「ネクストアクション提案」など、用途に応じたカスタマイズが簡単に行えます。業務に特化したアウトプットを即座に生成できるのも大きなメリットです。
4. 情報漏洩対策の強化
データは端末内に残らず、クラウド上で安全に処理されます。管理者は「端末保存の可否」や「送信先の制御」も設定できるため、特に法人利用においてセキュリティリスクを大幅に軽減します。
価格と提供条件
このスマートフォン用アプリは、カルクワークスを法人契約している企業であれば、ユーザー数に制限なく利用できます。追加費用やライセンス制限もないため、多くの企業にとって利用しやすい形になっています。
MAKOTO Primeの今後の展望
MAKOTO Primeは、生成AIを利用した業務効率化を支援し、中小企業の生産性向上やデジタル化を積極的に推進していく計画です。同社の取り組みは、『カルクシリーズ』を通じて、さらなる発展を目指しています。
企業情報
株式会社MAKOTO Primeは、2011年に東日本大震災を契機に設立され、東北地域の起業支援や中小企業の支援に取り組んでいます。生成AIを用いた製品を展開し、地域の企業の軌道を支えています。
提供ツールの詳細
- - カルクワークス: 高機能なAI議事録生成ツール。
- - カルクチャット: 簡単にAIエージェントを管理できるツール。
- - カルクペーパー: 高精度なAI-OCRツール。
このように、MAKOTO Primeの取り組みは、生成AIを通じて地方企業の活性化に貢献しています。今後の展開にも注目です。