南三陸町の記憶と再生を巡る展示イベント
2026年3月6日から11日まで、仙台市の藤崎一番町館にて、「南三陸町 記憶と再生の物語」という特別な展示イベントが開催されます。このイベントは、東日本大震災から15年を迎えるにあたり、震災の記憶とそれに伴う町の再生を振り返るものです。
南三陸町みんなのきりこプロジェクト
「南三陸みんなのきりこプロジェクト」は、2010年に始まった地域活性化の取り組みで、主に町の女性たちが中心となり、切り絵を通じて家族や地域の歴史を表現してきました。特に震災後は、失われた風景や復興への思いを反映させた“コミュニティアート”として進化し、町の人々からのインタビューをもとに新たな図案が生み出されています。
このイベントでは、これまでに制作された約100点の切り絵が展示され、震災で失われたもの、そして再生の道を歩む町の人々の思いが伝えられます。展示に訪れることで、参加者は南三陸町の人々の強い意志と団結の物語を肌で感じられることでしょう。
特別プログラム
トークイベント「振り返るあの日」
3月7日には、震災当時の南三陸町の状況や、その後の復興への取り組みを語るトークイベントが開催されます。ゲストには元南三陸町長の佐藤仁氏を招き、フリーアナウンサーの渡辺祥子氏の司会のもと、震災の影響を受けた町の人々の言葉が届けられます。
朗読コンサート「南三陸町 記憶と再生の物語」
続いて、3月8日に行われる朗読コンサートでは、きりこに込められた物語を渡辺祥子氏の朗読とギター演奏の佐藤正隆氏が共演しながら、聴衆へ心に響く時間を届けます。
常時上映映像
会場では、南三陸町の歩みを記録した映像も常時上映される予定です。内容には「南三陸町の20年 そして未来へ」や、南三陸みんなのきりこプロジェクトの記録を含む「白い紙に向き合って」があり、訪問者は視覚的にも南三陸町の歴史を味わえるでしょう。
未来へつなぐ震災の記憶
2011年3月11日、大津波は多くの幸せな家庭を襲いました。しかし、その後も多くの人々が再び立ち上がり、それぞれの人生の物語を切り絵に描き続けています。この展示イベントは、記憶と再生を見つめる貴重な機会です。
開催概要
- - 会期: 2026年3月6日(金)~3月11日(水)
- - 時間: 午前10時~午後6時(最終日は午後5時閉場、入場は閉場30分前まで)
- - 会場: 藤崎一番町館 3階 イベントスペース
- - 入場料: 無料
この機会に、ぜひ南三陸町の歩みと、そこに宿る思いを直接感じに行きましょう。