新ガイドブック登場
2022-02-08 10:00:15
18歳からの消費者教育を進める新ガイドブックが登場!
18歳からの新たな消費者教育
2022年4月から、日本全国で成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。これにより、18歳以上の若者も多くの契約を結ぶことができるようになりますが、一方でその責任も重くなります。特にインターネットを介した通販の普及により、若者たちが直面する可能性のある消費者トラブルも増えてきています。そこで重要なのが、彼らに対する適切な知識と教育です。
新ガイドブック「18歳からのスマート通販学」
このような背景の中で、公益社団法人NACS(消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会)が中心となり、若者向けの消費者教育教材『18歳からのスマート通販学』が制作されました。この教材は、高校生や大学生がこれから直面するであろう通販に関するトラブルを未然に防ぐために設計されています。
教材の特色
この教材は、以下のような数々のユニークな特徴を有しています。まず、消費生活の専門家と大学生の意見を融合させた内容になっていることが挙げられます。専門的な知識と実際の若者の感覚を反映させることで、より共感を得やすい教材が完成しました。
また、視覚的にも楽しめるように、多くの事例やイラストを用いて説明しています。難しい法的な情報や消費者権利についても、身近なものとして感じられるように工夫されています。それにより、学びやすさを追求した設計となっています。
さらに、学んだ内容を振り返るためのクイズやワークが取り入れられており、受講者がより深く理解を得られるようになっています。具体的な題材を使ったアウトプットの場を提供することで、学びを定着させる助けとなっています。
教材のダウンロードと活用
『18歳からのスマート通販学』は、公式ウェブサイトから自由にダウンロードでき、学校の授業や講座等で広く活用できることを目指しています。また、様々なメディアでも使える情報リソースとして、消費者教育の一環として広めていくことが奨励されています。教育者や学生たちにとって、貴重なリソースとなることが期待されています。
NACSについて
NACSは1988年に設立され、消費者の権利を守り、企業と消費者の調和を図る役割を担ってきた団体です。現在、約2400名の会員が活動しており、その多くが消費生活に関連する資格を有しています。これにより、消費者は安心してサービスや商品を利用できる環境を目指しています。
この新しいガイドブックが、18歳の若者たちにとって貴重な学びの道具となり、安全で安心なネット通販を楽しむ一助となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 NACS
- 住所
- 東京都千代田区富士見 2—4—6 宝5号館2F
- 電話番号
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